https://www.jiji.com/jc/article?k=2018010700269
10代の妻の腕にかみつくなどしてけがをさせたとして、警視庁高輪署が、経済評論家の三橋貴明(本名・中村貴司)容疑者(48)=東京都港区=を傷害容疑で逮捕していたことが7日、同署への取材で分かった。容疑を否認しているという。
逮捕容疑は、5日午後7~9時、港区の自宅で妻と口論になり、足を引っかけて転倒させた上、左右の腕にかみついたり顔面を平手で殴ったりして、1週間のけがをさせた疑い。
高輪署によると、妻が110番した。駆け付けた警察官が事情を聴き、6日に逮捕した。
三橋容疑者は「高校生でもわかる日本経済のすごさ!」など多数の著書がある。2010年に参院選比例区に自民党から出馬し、落選した。(2018/01/07-15:57)
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少し前の話で今更だが、三橋貴明が妻へのDVで逮捕されていたらしい。本人は何やら言い訳めいたことを自身のブログで述べており、マスコミ関係者には記事にされたことを根に持って、中指を立て罵倒したそうだ。
今回の事件を見て、三橋貴明の正体、というか本来の姿が分かったような気がする。プライドだけが高い幼稚な男、というところであろう。彼の著書はいろいろ読んできたが、何となく感じてきた不快感の正体がようやく見えてきた。
彼の経済論は一見、説得力があるので騙されそうになるが、よく考えてみれば、その正しさが証明されたことなど一度もない。もし彼の言うとおりなら、韓国経済や中国経済はとっくに崩壊し、日本もアベノミクスによってデフレから脱却できているはずなのだが、現実にはそうなっていないのである。
去年あたりまで流行っていた日本礼賛論、日本最強論のようなものは、今はもはや廃れていく傾向にあるのだが、彼の逮捕はそのことを象徴しているように見える。