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ついに安保法案が成立

2015年09月19日 23時39分56秒 | 時事

 ずいぶん長いことやかましく騒がれてきた感のある安全保障関連法案であるが、参議院本会議で可決され、ついに成立の目を見たようだ。集団的自衛権なんてものは、国家である以上当たり前のものなので、日本がようやく当たり前の状態に近づいた、ということに過ぎない。
 これを憲法違反だとかいう連中も多いが、憲法違反といえば、60年前から自衛隊が存在している時点でとっくに憲法など違反しているのである。憲法で禁じているはずの「武力」だからだ。であれば、おかしな方は現実ではなく、明らかに憲法の方だ。憲法第9条など、しょせんはその程度の存在に過ぎない。
 それにしても、今回の安保法案に関する動きで実感したのは、日本政治の絶望的なまでのレベルの低さである。法案の中身についてまともに議論されたことなどなく、最後までレッテル張りと罵り合いで終始していた。野党からは幼稚な妨害工作があったのみだ。後進国レベルの乱闘騒ぎまであった。まさに恥をさらけ出したといえる。
 国会周辺で騒いでいる「志位るず」は、さらなる恥さらしだ。デモと称して首相個人への下品な罵倒を繰り返しているが、この様子は中国のメディアが大喜びで報道しているらしい。中国でこんなデモをやれば武装警察にボコられるだけだというのにな。