http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100507-OYT8T00586.htm?from=yoltop
やはり来年度からの子ども手当の満額支給は、見合わせるのだそうだ。私にも子どもが一人いるので、もし月に2万6千円もらえるなら助かるといえば助かるのだが、私は最初からこんなことが長く続くわけないだと思っていた。それにしても、まさかこれほど早く「断念」とは。間抜けすぎるにも程がある。
この手当については以前から「財源はどうするのか」と言われていたが、民主党は「無駄使いを減らせば埋蔵金はある」などと答えていた。しかし実際の話、「埋蔵金」なんてものが本当にあったのか。宝島じゃないんだから、そんな悠長な金があるとは思えんが。結局は財政赤字が膨らむ原因を作って、現在は「子ども」である次世代へと負担を押しつけるだけのことだ。
この子ども手当という制度は、運用面についても問題が多い。日本に住んでいない外国人子女あっても手当を受け取れる、という訳のわからないルールのせいで、各自治体において混乱を招いている。実際、尼崎市で韓国人男性が554人分(約8600万円)の子ども手当を申請する、ということも発生した。韓国人がやったということで、一部の嫌韓派は「期待どおり」と大喜びである。(^^)
子ども手当は外国人にまで支給するべきではない、という意見もあるようだが、私はそう考えない。外国人児童であっても、日本の自治体において外国人登録してあるのであれば、支給するべきだと思う。きちんと外国人登録をしていないのなら、もちろん支給するべきではない。