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“韓国の誇り”崩壊

2005年12月24日 23時59分14秒 | 韓国

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051224-00000015-nnp-kyu
 【ソウル23日原田正隆】生命科学で世界トップランナーとされていた黄禹錫(ファンウソク)ソウル大教授の胚(はい)性幹細胞(ES細胞)研究論文が虚偽と分かった二十三日、黄教授を英雄視してきた韓国社会は大きな衝撃を受け、失望や虚脱感に覆われた。「韓国は世界の信頼を失う」「韓国の恥の日」。そうした声の一方、世界に先駆ける成果への過度の期待が黄教授に重圧をかけてねつ造を招いたとして、政府やメディアの責任を問う声も上がり、韓国の「黄ショック」による揺れは当分収まりそうにない。
(以下略)
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 やはり私の思ったとおり、論文はねつ造だったようだ。それよりも私が気になったのは、「韓国は世界の信頼を失う」「韓国の恥の日」など、韓国全体の名誉を心配する声が目立ったことだ。そこがいかにも韓国らしい。普通に考えれば、黄教授個人の責任にすぎないと思うのだが。韓国政府が多大な援助をし、国民全体も必死に応援しただけに、やはり個人の問題とすることはできないか。この記事の中にあるとおり、韓国社会の問題もあるのかもしれない。そうであれば、論文がねつ造であったことだけではなく、韓国社会全体が批判精神を失って、黄教授の擁護にばかり傾き、MBCに対する攻撃を繰り返したことも、大いに反省すべきだろう。ねつ造そのものより、そっちの方がよっぽど恥だと思うが。ナショナリズムに対する批判精神を保つことは、韓国ではまだ難しいのだろうか。