確定申告

実は昨日、時間が空いていたので所得税の確定申告に行ってきた。
私は２年半前から、給与を２カ所から受け取っている形になるので、自分で
申告しなければならないのだ。最初から人に頼らず、「確定申告の手引き」を
読みながら、自分で申告書を書いてみることにした。
去年も書いたはずなのに、なぜかすっかり忘れている。
とはいえ私は一人暮らしなので、扶養控除も配偶者控除もないから、比較的
単純なものである。幸い医療費もかかることはなかったし。
収入金額や所得金額は、職場でもらった源泉徴収票を見れば分かる。
それから私に適用される控除というのは、生命保険料控除の５万円と基礎控除の
３８万円ぐらいのものである。あとは、手引きを見ながら計算していくだけだ。
すると、３万８千円強の納税額が出てしまった。
けっこう痛いな・・・と思いつつ、念のため税務署の人にも見てもらおうと、
マーサ２１（岐阜北税務署の申告会場）まで出かけていった。
会場は、やはりかなりの人でにぎわっていた。私は１０分ほど並んでから、
自分の書いた申告書を見てもらった。おそらくこれで間違いないだろう、と思いながら。

税務署員：えーと・・・社会保険料はどうされてますか？
私　　　　 ：え？　まあ、給料から引かれてると思いますけど・・・。
税務署員：ああー、源泉徴収票に書いてあるじゃないですか。
　　　　　　　ここの社会保険料の額、控除になりますよ。
私　　　　 ：私は配偶者や扶養家族の社会保険料を負担してるわけじゃないんですが、
　　　　　　　それでも社会保険料控除が効くんですか？
税務署員：そうですよ。そうすると、全体額も変わってしまいますね。
　　　　　　　新しく書き直していただいた方がいいでしょう。
私　　　　 ：はあ・・・。

「書き直しかよー」と思いながらも、控除額が増えたことに喜びつつ、今度は
会場に設置してあるコンピュータを使って申告書を作成してみた。
お姉さんの説明を聞きながらキーを叩いて入力するだけなので、楽である。
さて、と税額は・・・・・なんと、１０,００６円の還付金ゲットだ！（＾0＾）
小市民の私はそれだけで嬉しくなって、思わずお姉さんの前でガッツポーズ
してしまった。（＾＾）　
もしあのまんま税務署の人には聞かずに申告書をポンと出してしまったら、
何も考えずに私は３万８千円も納めていたであろう。
やっぱり、人には聞いてみるもんである。