(童話)万華響の日々

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GO TOキャンペーンを止めなければ感染者は確実に増え続ける

2020-11-19 08:41:35 | 新型コロナウイルス感染

コロナ感染者数が急増しつつある。10月末時点では全国で600~700人/日前後、東京都は200人であった。それが昨日(11/18)は全国で約2,200人、東京都は約500人であった。たったの半月で約3倍になってしまった。テレビで見る東京都の繁華街の人出はすごく多く見える。GO TOトラベルやイートが原因であることは一目瞭然だ。

一方で10月末に行った野球満席実験では80~100%で行われた。その結果についてのニュースを今のところ聞いたことも見たこともない。これもGO TOキャンペーンである。だが、結果は火を見るよりも明らかで、昨日今日の感染者急増爆発に現れているではないか。政府はこれを見て黙認状態だ。ともかく関係者は解析結果を公表すべきだ。

全世界で5000万人の感染者である。欧米では再度のロックダウンの都市も現れている。已むに已まれぬ処置である。比較的柔軟な対応をしていたスエーデンでもマスク着用などに踏み切ったそうだ。

この最近、気候が9月頃に戻ったかのような温かい陽気だ。コロナウイルスは寒さで感染力が強くなると言われているが、そうでもなさそうだ。この温暖な小春日和に感染者が急増している。秋の連休も多いので行楽地に人が多く集まったようだ。これは気温よりもGO TOキャンペーンの方が効いている証拠である。

今年3月の頃に習近平氏の日本訪問が計画されていたが、コロナ禍で習近平氏の来日は中止された。習近平氏の来日中止が遅れたためであろうが、中国(武漢)からの旅行者の来日中止決定が遅れた経緯がある。そのため旅行者からの感染が増えた経緯がある。
その時の二の舞をしつつある。すなわち東京オリンピックを来年是非ともしたいがために、菅政権は。GO TOキャンペーンを中止できずにいる。先を見る本当の眼がない。はっきり言っておくが「ウイズ・コロナ」などは人間の驕りである。本当は「アンダー・コロナ」、すなわちコロナウイルスの支配下にあるのである。もっと謙虚にならなければならない。
コロナに打ち勝った徴としてのオリンピック開催(菅首相)などという言い方は驕りも甚だしい。早くオリンピックを中止してGO TOキャンペーンも止めてコロナ対策に全力を挙げるべきなのである。医療崩壊を防がねばならない。経済の復旧はGO TO経済として幅広に論じられねばならないのではないのか。


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