(童話)万華響の日々

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「横山華山」展 東京ステーションギャラリー(2018.9.22.-11.11.)を観た印象

2018-11-10 20:04:12 | 展覧会

    

                                  左上:寒山拾得図  右上:薔薇に文鳥図  左下:唐子図屏風  右:富士山図


「横山華山」展 東京ステーションギャラリー(2018.9.22.-11.11.)を観た、横山華山は1781-1837の画家、京都で活躍、江戸時代後期の人気絵師であった、画風は自由奔放、曽我蕭白、岸駒に師事したが特定の画派に属さず多くの傑作を残した、だが日本では次第に人気がなくなりその作品は海外に流れた、今回の回顧展は海外からも取り寄せた約100点の展示、日本では横山大観が有名であるが、同じ横山姓の埋もれた大絵師が回顧されて世の人々に観られたことは喜ばしいこと、

山水画も風俗画も動物植物画もそれぞれ最高の水準にあり見応えある、上下30メートルに及ぶ「祇園祭礼図巻」は山鉾や神輿などの祭列が人々と共に細密・緻密に描かれ壮大な絵巻物語となっている、人物の表情など実に豊か、富士山も流麗でその後の他絵師の富士山図に比べても堂々たる圧巻である


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