(童話)万華響の日々

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草月流いけばな展を観た、創作のバトルの跡が覗われる

2016-10-26 21:34:17 | 展覧会

日本橋 高島屋にて今日から6日間にわたって草月流いけばな展が開催される、友人の招待を受けて鑑賞に赴いた、約280点の展示品がぎっしりと肩を寄せ合って展示されている、3期に分かれて各2日ずつ展示されるという、どれもこれも力作である、いわゆる活け花とは違うようだ、

そこで思った、成程これはうたい文句のとうり創作であると、花瓶に花を生けるのとはかなり異なり、花、葉にしても生きた花、葉あり、枯れた花、葉あり、そして随所に工夫と考案が施されている、

例えば季節外れの花が咲いている、これは温室で育ててきたものか、見たこともないような珍しい植物がある、これは深山か外国に自分で出かけて手に入れたものか、枯れ木にしても、その枝ぶりは実にユニーク、これもまた現地へ出かけてあれやこれやと探し回って手に入れたものだろうか、現実にはありそうもない白または銀色の光輝いた棕櫚の葉がある、漂白処理をしたものだという・・・・

材料の花木などを長い時間かけて育てたり、探したり、加工したり、それも数種類の組み合わせがあるから大変、なかなかの力技が払われたものだと実感した、それであのような迫力満点のオブジェが出来上がるものと見た、その力作がたったの2日で展示終了というのも考えさせる、感慨深いものだ


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