赤紫蘇を思い切りたくさん買い、濃い紫蘇酢を今年は作った。梅のぽたぽた漬け、茗荷の紫蘇漬け、らっきょう、葉生姜と漬けてみました。写真は少しぼやけた色ですが、眼を見張るような鮮やかな美しい赤紫蘇の色がつきました。去年は赤紫蘇をけちったので情けない色でした。ぽたぽた漬けは氷砂糖でじわじわ甘味を入れている。茗荷と葉生姜はきつい酢をグラニュウ糖を入れ和らげています。又もや自画自賛、お~い~し~い~。お皿は北海道小樽のガラス工房の手作り気泡入り…20年前の懐かしい思い出のお出まし~。
親子手作り絵本教室が終り製本教室の仲間と昼食です。T先生のお友達が皆にばら寿司を作って持って来てくださった。この方は製本教室のイベントがあるといつもお赤飯を炊いてくださったり、本当に奇特な方です。七種類もの具が入っていて味付けも濃くなく、薄くなく本当に美味しかった。特にしらす干しがとても良い味を出しています。ご飯より具のほうが多い特上のばら寿司。時節柄、保冷剤もつけて…こうした細やかな心遣いが真心がこもっていて嬉しい。皆で持ち寄ったお漬物や箸休めと賑やかな昼食となりました。ばら寿司とは五目寿司のことなんですってね。紙のお皿が貧相ですが、和皿に盛ったら一流料亭のばら寿司になる事間違いなしです。ご馳走様。
今年もお手伝いをした。しかし生徒の親子は3組しか集まりません。ボランティアとして小学生の夏休みの宿題をお手伝いすることはかつて我が娘たちが苦労していた事を思い出せば何といい企画でしょうと思うのですが。企画の立て方や運営方法の稚拙さが覗え、A市の図書館のいい加減さは情け無い。毎年言っている事は「行事が重なるので集まりが悪い」。いくら高齢者のボランティアと言えどもどうでもいい使い方は失礼ではありませんか。
映画”日本のいちばん長い日”を制作し今たびたびマスコミに登場しています。2011年N大で”映画の見方”をアメリカ文化概論の中で講義されていて、タイミングよく受講した事がある。学問的な映画の鑑賞方法は難しくメタファーなんて考えていたら素人は楽しめないと思ったものです。その時先生は来年は伊豆が舞台の井上靖の”わが母の記”を撮るので見て欲しいと話されていた。こんな偉大な先生とも知らずいい加減に講義を聴いていた事を今後悔しています。そういえば学生は先生の本にサインを貰っていましたっけ。
庭の片隅で中玉トマトが食べきれないほどたくさん採れます。もうそろそろ終わりなので中玉がミニ・トマトになりつつある。そこでドライ・トマトを作っています。去年も作ったがパスタやシチュウ、カレーなどに入れると濃いトマトの味が詰まっていて思わず探して食べてしまう。娘にも所望されこの猛暑を利用して励んでいると言う訳。黒っぽく見える方は出来上がり、明るい赤い方はもう2日ぐらい干した方がいいでしょう。たくさん出来たらオリーブ・オイル漬けにしてもいいと思う。
家の座敷蔵(蔵ってお宝が入っているものですが、我が家は単なる廃棄準備室)の障子がビリビリになり、さすが庭から見えるのでこの猛暑の中、障子貼りをしました。誰に教えて貰った訳でも無いのに出来るのですから可笑しくなった。ただ、子供の頃母親が年末になると雨の日に障子を外へ出し古い紙を洗い落として、貼り直していた姿を頭の片隅で覚えていた。横にして下になる面から紙を垂らすようにして貼って行く。親の背中を見て子は育つ…子育ても既に終わったけれど大切な事なのだとつくづく感じた。
2012年の暮れ、カナリア諸島のクルーズ旅行でヴィーゴというスペイン最大の漁港へ寄港しました。サンチャゴ・デ・コンポスティーラの少し南のリアス式海岸にある。美味しい海鮮料理のお昼を頂き、マーケットで蛸や牡蠣、烏賊の缶詰を買った。烏賊の缶詰が一個永い間キッチンの隅に転がっていて賞味期限をみたら2017年、小烏賊のフィットチーネとなりました。イカ墨の旨みも加わりまあ美味しいこと!。現地ガイドの人のいいおじさんにマーケットで教えて貰い買いました。またバスまで荷物を持ってくれたり…旅って何時までも楽しめるものですね。
娘がパートナーのワイシャツを縫ったと言い見せてくれた。リバティの布地の残り切れを三種類集めてデザインしたそうで、これで二枚目です。彼がリバティのワイシャツを欲しいと言うけれど、既製品はとても高価で手が出ない。ならばと娘は自分で作ってあげたと言うのですから(一枚は少し濃い柄でしたが)我が娘ながら天晴れです。男物のワイシャツは特に面倒な箇所が多く大仕事だと思う。ミシンを踏んだのは中学の家庭科の時だけなのに家庭を持って俄然手仕事に燃えて…。お料理にしても、何でも作る時はどんなものが出来るか?…その期待感は何にも増して楽しいと娘は言う。理系女の反動かも知れません。パートナーが喜んで着ていて、また似合うのですから嬉しいことです。