マラケシュの最低のホテル プリンス・デ・パリを早朝4時30分に出発しモロッコを離れた。シャルル・ド・ゴールのラウンジで1時間弱休むことが出来る。まあ素晴らしくて飲み物やたくさんの料理が用意され利用者は多い。焼きそば風をいただいたがアルコールまで手が出ない。この大きなシブスト(直径15cmはある)デザートではなく軽食かも知れません。ゆっくり観察もしたかったし味わいたかったなあ。ラウンジに2時間もいられたらなあ。
海岸沿いを散歩しました。避暑のためや自宅としての大邸宅が並んでいます。田舎の土砂漠の土壁の家に住む人達との大きな格差がここにもある。土壁の家は最初は崩壊し始めているのかと思ったら建設途中で完成させると税金がかかるので出来上がらないうちに住み始め、継ぎ足して建てていき永久に完成させない…と言うことです。大邸宅を持てる人はスペインやフランス、ドイツへ出稼ぎに行っていると言う。
開通したばかりの路面電車に乗ってカサブランカの街見物です。48駅もあり何処まで乗っても7DH(100円くらい)均一だそうです。庶民の便利な足ですね。大卒の初任給が500ドルから600ドルだそうです。庶民の楽しみのミントティーが30DH(450円ぐらい)ですから生活は大変だと思う。
仲良く歩いている若者。モロッコでは結婚が決まるまで手を触れてはならないと言うのがイスラムの教義だと聞いたが仲良くデイトしている若者もいます。時代の流れには逆らえない事もあるのでしょうか。既婚かも?白地に花柄のとんでいるモダンな民族衣装に外履のバブーシュを履いている。
椰子の街路樹が都会的です。カサブランカの語感も何故かクールに感じる。モロッコの平均寿命は男性75歳、女性78歳といいますから長寿ではないでしょうか。保険制度はなく公的病院は診療費は安いが待ち時間が長い。プライベートの病院は費用はとても高い。税金は20%で学校は無料、しかし生活に困難な家庭は子供も労働力の一員ですから、なかなか学校へは行かせられないという問題があるとガイドのムハンマドさんは言っている。大卒の初任給は500ドルから600ドル。庶民のミントティーが30DH(450円ぐらい)ですから大変です。