今年もフリージャが咲きました。反対側、道路側には濃いピンク系のフリージャが咲いているのですが少々可愛がり過ぎてまばらになってしまった。お友達に頂いた一鉢を夫が地に降ろしたのが元で増えたのです。良い香りとご近所でも評判らしい…。
日本女性、山崎直子さんが乗り組んだスペースシャトル・ディスカバリーがフロリダのディズニーワールド、シンデレラ城の上空を飛んだ所を製本教室のOさんの友達がキャッチしました。全くの部外者ですが、綺麗で感激ですね。上空もお城も夢一杯の写真です。拍手!
暗い話の多いチェーホフの短編、その中で画家と富裕地主の娘とのロマンティックな恋を描いた「中二階のある家」ある画家の物語。甘く優雅で知的で素敵でした。が、余りにも短くてもの足りない。もう少しの間その甘く優雅で知的な流れの中に身を委ねたいと言う思いでした。未知谷出版のチェーホフ没後100周年記念出版の一冊です。ロシアのマイ・ミトゥーリチの挿絵が少々現代的過ぎるが可愛い。表紙の品の良いコバルト・ブルー(少し赤みがある青紫。私の写真の失敗)が綺麗で何回も撫ぜてしまう。こういう丁寧な作りの本は度々開いてみたいし大切にしたいと思っています。もっと物語の余韻に浸っていたいのに訳者の解説が長く現実に引き戻されがっかり。ご親切なのでしょうが…ね。勉強にはなりました。
愛読者カードでブログMrs Uponwater の宣伝をしてしまった。見て下さったとのお葉書を頂戴しました。励みになります。
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国立遺伝学研究所では一般開放のこの日、研究者の講演や研究発表もします。女性研究者がDNAを解り易く、折り紙で説明していました。A、C、T、Gの組み合わせによりそれぞれ違ったDNAになるそうです。溶液を見たが不透明なものがヌラヌラしていました。これがDNAだと言うことです。難しい事は解りませんが、余興に折って見ました。良く考えてある折り紙です。
当市にある国立遺伝学研究所の一般公開が年に一度、桜の季節に合わせてあります。構内に沢山の種類の桜が植えられています。今年はまだ蕾状態の木もあり全体的に七分咲き、もの足りないと言う感じ。珍しい桜を撮って来ました。瀛州桜(えいしゅうさくら)。染井吉野の起源説に最も関係のあった韓国済州島で採集した”エイシュウサクラ”の種子が1962年に送られたそうです。「ソメイヨシノ」に良く似た花付きをして、開花期が過ぎると花心が赤みを帯びると言う。当地の”三島桜”は遺伝研の竹中博士がソメイヨシノの起源の研究中谷田城の内にあったソメイヨシノの実生から生まれ「ミシマサクラ」と名付けられたと知りました。枝は横に広がらず立性なのだそうです。今季は寒暖が激しく桜も思い切って咲く事ができないようです。やはり桜はパッと咲いてパッと散る。勢いがないといけません。
ブロードウェイ・ミュージカル”NINE”夢のようなキャストを集めての映画化、見て来ました。フェデリコ・フェリー二の自伝のミュージカル化だそうです。背景はイタリア、とても楽しかった。一流の俳優による歌とダンスは見事です。マリオン・コティヤールはエディット・ピアフ、愛の賛歌でアカデミー主演女優賞を授賞している。ジュディ・デンチは”恋に落ちたシェイクスピア”や”眺めのいい部屋””ラヴェンダーの咲く庭””あるスキャンダルの覚書”など私は観ている。個性的で好きなイギリスの女優です。ミュージカルでも存在感は大きかった。ソフィア・ローレンも健在です。かつての激しさは感じられないけれど温かい母親役、可笑しかった。難しい考える事など全くなく、ただただ豪華絢爛女優の競演に眼を奪われました。ビ・イタリアンやグイドス・ソング、コール・フロム・ザ・バチカンなどの歌が良くてCDを買ってしまった。