国立遺伝学研究所では一般開放のこの日、研究者の講演や研究発表もします。女性研究者がDNAを解り易く、折り紙で説明していました。A、C、T、Gの組み合わせによりそれぞれ違ったDNAになるそうです。溶液を見たが不透明なものがヌラヌラしていました。これがDNAだと言うことです。難しい事は解りませんが、余興に折って見ました。良く考えてある折り紙です。
当市にある国立遺伝学研究所の一般公開が年に一度、桜の季節に合わせてあります。構内に沢山の種類の桜が植えられています。今年はまだ蕾状態の木もあり全体的に七分咲き、もの足りないと言う感じ。珍しい桜を撮って来ました。瀛州桜(えいしゅうさくら)。染井吉野の起源説に最も関係のあった韓国済州島で採集した”エイシュウサクラ”の種子が1962年に送られたそうです。「ソメイヨシノ」に良く似た花付きをして、開花期が過ぎると花心が赤みを帯びると言う。当地の”三島桜”は遺伝研の竹中博士がソメイヨシノの起源の研究中谷田城の内にあったソメイヨシノの実生から生まれ「ミシマサクラ」と名付けられたと知りました。枝は横に広がらず立性なのだそうです。今季は寒暖が激しく桜も思い切って咲く事ができないようです。やはり桜はパッと咲いてパッと散る。勢いがないといけません。