Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

ベトナム アンサンブルコンサート2007

2007-10-13 11:24:57 | 日記
1960年後半から10年間にも及ぶベトナム戦争はアメリカが使った化学兵器、枯葉剤爆弾により子供達への影響は今も続いていると言う事。今や第三世代にも顕在化して来ていると言います。その被害者達への支援コンサートだった。私はフォークロアにはとても興味があり、民族音楽は特に好きです。この民族アンサンブルはホーチンミン市在の国立ボンセンシアターのメンバーや音楽院教師で今回のために結成されたものだそうです。
民族衣装も好きで10年前日本で求めたシルクの”あおざい”を着て(ウエストに横縞×ですね)素朴で柔らかい音にゆったりと身を任せ、心地よい時間を過したのです。

三嶋暦

2007-10-09 18:03:42 | 日記
2008年の三嶋暦を頂いた。三嶋暦は三島の河合家により製造販売されていた太陰太陽暦で、現存する最古のものは足利文庫にある1437年のものだそうです。鎌倉時代から明治16年まで出されていたらしい。「信長の棺」加藤廣著、日本経済新聞社刊によると太田牛一が「信長公記」を執筆した時、全て自分の日記に依拠していたので、どの地方のどの暦を採った記述であったか付記しなかった。そのため不統一な暦の調整に苦労したが、信長が好きだった三嶋暦に統一した、と出てきます。三嶋暦は自然の息吹を基準としているため、かなり正確だったのではないかと思う。今、三嶋暦を保存継承して行こうと「三嶋暦の会」が頑張っています。

昭和の子供は青洟をたらしていた

2007-10-08 11:56:38 | 日記
変わったタイトルの本を読んだ。著者は資生堂の執行役員、池田敏秀さん。講談社から発刊された。「ずーっと頑張ってきたから、もう、振り返っても、許してもらえるよね。」と帯にあるように団塊世代のトップランナー。お弁当を持って来られない生徒にお弁当を作り続けた先生の話、北朝鮮籍の少女に抱いた仄かな恋、”あだ名”では少女の家の前を通る度に臭う厩舎の臭いと彼女がスカンクに似ていたからと”スカンク”とつけてしまった。しかし彼は「あだ名は可愛ければ嬉しいが、人格を傷つける凶器にもなる」と書いています。”えこひいき”では村の旧家の息子である彼はクラス担任から数々のえこひいきを受けた。辛い経験だったと。私は著者より少し先を歩いて来たが、どの話も私の周りにもあった懐かしい話だった。彼は山河を駆け巡り野生児のように育ち、悪行も沢山あったらしいが、何か優しい、暖かみのある心の持ち主なのです。どんな方なのだろう?お目にかかっててみたいと思った。今でも農家の主としてお米、野菜、果物を作っているそうです。そして、会社では颯爽と今年の口紅の色は?等と議論しているのですね。

大岡信文化講演会

2007-10-07 10:11:53 | 日記
今年で14回を迎えた大岡信の講演会。Z会のメセナ。今回は大岡信と長谷川櫂の連句巻きだった。俳句は全く解らない。しかし連句巻きと言う形式は想いが無限に広がり面白いと思った。これに能樂のシテと能管を加えたので優雅で俳句も短歌に劣らず、深いものがあると思った。能管は舞台からのみでなく、客席の背後からも聴かせてくれたが、これが又余韻の残る音で良かった。連句は遊びのようですが、アカデミックなとても贅沢なひと時を過し、久振りに胸の高鳴りを感じました。6日の朝日新聞beに夏目漱石が「俳句はレトリックの煎じ詰めたものである。扇のかなめのような集中点を指摘し描写して、それから発散する連想の世界を暗示するものである」と寺田寅彦に話したと載っていた。やはり難しい…。

ヨハネス・フェルメール

2007-10-06 10:52:16 | 日記
”フェルメール全点踏破の旅”集英社新書、朽木ゆり子著を読んだ。フェルメールの作品は世界中で三十数点しかないと言われ、少ないが故に人々の興味をそそる画家…そうでしょう。そしてフェルメールの絵は宗教画ではないと言う所も、日本人には理解し易い事だと言っています。小説や映画にもなった”真珠の耳飾の女”は1881年のオークションで2ギルダー30セントだったそうです。2002年にオランダにユーロが導入された時、1ユーロが2ギルダー20セント、100年以上も前の事で貨幣価値は比べられないが、それでも安かったということです。理由は保存状態が非常に悪かった。私は12点観ている。ドレスデン、ウイーンの3点を除いては30年も前の事です。新国立美術館にやって来た”牛乳を注ぐ女”も嫌がる娘の手を引いて、アムステルダムで観た。今、アムステルダム国立美術館は建築材料にアスベストが発見され、改築中だとか…。それで世界各地へ貸し出していると言う事らしい。

Surprise!

2007-10-05 09:17:07 | 日記
日大仲間のSさんとランチを一緒にしました。ブログに”嬉、恥ずかし誕生日”を載せたので、プレゼントを下さった。正にSurprise!可愛いピンクッション、お嬢さんの手作りのカード。感激です。カードが凄いのね。お嬢さんは日本の大学を終えてから、やはりご自分の好きな事を学びたいとロンドンのチェルシーの美術学校へ行かれたそうです。可愛い女の子と猫が細部まで丁寧に描かれている。落ち着いた色彩が、特にスカートの色が素晴らしい。一色ではないのです。(写真が下手でごめんなさい)こんな素敵な才能を持っているなんて…いいわね!カードを眺めていると、とても穏やかな気持ちになります。有難う。

エディット・ピアフ

2007-10-04 09:46:27 | 日記
エディット・ピアフ 愛の賛歌を観た。彼女の前半生は知らなかった。悲しい、全てに恵まれない少女期だったのですね。だから愛に飢え、一生と言ってもたった47年、愛を求め、求めて歌った「愛の賛歌」や「バラ色の人生」が聴く人の心を打つのだと解った。愛するボクサー、マルセル・セルダンを失った時、占い師に「彼は天国へ行ってしまったのに、どうして私は生きなければならないの?」と何度も尋ねるエディット、彼女の気持ちが本当によく解り涙が出た。全編に流れる歌はダミアに似て力強く私達の心に深く感銘を与えます。歳を重ねたピアフの歌をも聴きいてみたかったと思う。加藤登紀子が好きで”シャントゥーズ”を聴いているがピアフもいいなあ。深緑夏代が似ているかしら…?