今年で14回を迎えた大岡信の講演会。Z会のメセナ。今回は大岡信と長谷川櫂の連句巻きだった。俳句は全く解らない。しかし連句巻きと言う形式は想いが無限に広がり面白いと思った。これに能樂のシテと能管を加えたので優雅で俳句も短歌に劣らず、深いものがあると思った。能管は舞台からのみでなく、客席の背後からも聴かせてくれたが、これが又余韻の残る音で良かった。連句は遊びのようですが、アカデミックなとても贅沢なひと時を過し、久振りに胸の高鳴りを感じました。6日の朝日新聞beに夏目漱石が「俳句はレトリックの煎じ詰めたものである。扇のかなめのような集中点を指摘し描写して、それから発散する連想の世界を暗示するものである」と寺田寅彦に話したと載っていた。やはり難しい…。
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