Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

昭和の子供は青洟をたらしていた

2007-10-08 11:56:38 | 日記
変わったタイトルの本を読んだ。著者は資生堂の執行役員、池田敏秀さん。講談社から発刊された。「ずーっと頑張ってきたから、もう、振り返っても、許してもらえるよね。」と帯にあるように団塊世代のトップランナー。お弁当を持って来られない生徒にお弁当を作り続けた先生の話、北朝鮮籍の少女に抱いた仄かな恋、”あだ名”では少女の家の前を通る度に臭う厩舎の臭いと彼女がスカンクに似ていたからと”スカンク”とつけてしまった。しかし彼は「あだ名は可愛ければ嬉しいが、人格を傷つける凶器にもなる」と書いています。”えこひいき”では村の旧家の息子である彼はクラス担任から数々のえこひいきを受けた。辛い経験だったと。私は著者より少し先を歩いて来たが、どの話も私の周りにもあった懐かしい話だった。彼は山河を駆け巡り野生児のように育ち、悪行も沢山あったらしいが、何か優しい、暖かみのある心の持ち主なのです。どんな方なのだろう?お目にかかっててみたいと思った。今でも農家の主としてお米、野菜、果物を作っているそうです。そして、会社では颯爽と今年の口紅の色は?等と議論しているのですね。