当市のプライベイト美術館で毎年この時季におひなさま展があります。久し振りに見てきたが毎年殆ど変わらない。旧家の極小雛道具は当時の生活用品が全て整えられている。お化粧道具や手習い道具、衣に香を炊き込む道具まであり面白い。源氏物語には姫君が人形遊びをする場面などが出てきますがこれが”ひいな遊び”だそうです。また人形は人の難を代わりに背負うものとされ、その二つがルーツとなり幼女の健やかな成長を願っての行事となったと言われています。ですから高貴な姫君はお輿入りの道具の一つ(玩具ですね)であった。写真は江戸時代後期の享保雛と言われているものですが、面白い事に男雛の左右の足が足裏を合わせる形で見えます。お顔は気品があり美しい。
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