Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

製本ページ編み機 

2016-04-29 14:06:03 | 日記
両面刷りの製本のページは1頁の裏に16頁、2頁の裏に15頁、3頁の裏に14頁、4頁の裏に13頁が来て…4枚一綴りになります。それを手で編んでいく道具で木材とキャンバス布のコードで出来ています。”デジュール”と書いてあるので国際標準機関で定められた規格のことで、製品の製法方法に用いられる技術で製本のページ綴りが出来る…と言う事らしい。
素朴なこの道具はある家内工業で本を作っていた方が廃業するのでお教室で譲り受けた。それをお仲間のOさんが使ってページを編んでいます。彼はとても器用で熱心でセンスがあり、細かい面倒な仕事でも綺麗に作り上げる。ページを糸で綴っていくのですから忍耐がなければ出来ないが彼なら正確なページ綴りが出来る。こうした手作りの素朴な道具は悲しいかな徐々に失われていく事でしょう。