先日の「伊豆の原木しいたけを知って!感じて!味わう!体験ツアー2019」の中で、
その場ですりおろした乾しいたけの粉を
バニラアイスクリームにかけて食べるという体験をしていただきました。
これが、もうおいしいの何のって!!
濃厚なチーズのような味わいになるのです。
参加者の中に、しいたけが苦手というお子さんがいらっしゃいましたが、
その子が3回おかわりに行ったのですから、
どんなにおいしいかお分かりいただけると思います。
なぜ、こんなにおいしくなるのか?
それは・・・。
アイスクリームの主な材料は、牛乳と卵ですが、
これらに含まれる主なうまみ成分は、グルタミン酸。
乾しいたけに含まれるうまみ成分は、グアニル酸。
異なるうまみ成分を合わせることで、
うまみは7~8倍にも強くなると言われています。
バニラアイスクリームと乾しいたけで、
この「うまみの相乗効果」が起きたのでしょう。
同じ乾しいたけの粉ですが、こちらはどうでしょうか?
浜松産原木乾しいたけの粉末をいただいたのですよ。
そのまま、バニラアイスクリームにかけてみました。
(バニラアイスクリームはイベント時と同じものを使用)
粉が微粉末過ぎるのか、アイスクリームとなじんでしまって、
あまり乾しいたけの味を感じないのです。
だから、かなりの量のしいたけ粉をかけて食べたのですが、
食べている時には、しいたけの味は感じず、
食べ終わってから、口の中にしいたけの風味が残っています。
やっぱり、おろしたての乾しいたけ粉でないと、
あの感動は味わえません。
それって、チーズも市販の粉チーズよりも、
その場でおろしたパルメジャーノ・レッジャーノの方が
豊かな味わいがするのと同じなのでしょうね。
皆さま、ぜひ、乾しいたけをその場でおろして、
バニラアイスクリームにかけてお召し上がりください。(^O^)/
驚きますよ!!