昨年は、「全国乾しいたけ品評会 形状の部「」を
見学させていただきました。
その時の様子は、こちらです。
今年は、「味覚等審査会」を見学させていただきました。
こちらは、1日目の形状の部で3位までに入った乾しいたけを、
24時間かけて冷蔵庫で戻します。
それを6~8分蒸したものを使って、だしの味と椎茸の食味を審査します。
4名の審査員の方(有名な料理研究家の方、有名な料理学校の会長様など)が
別室で審査されたものを、見学者も味わうことができます。
こちらは、最初の香信です。
まず、だしから。
そして、こちらは戻したしいたけ。
手のひら、左からABCの順です。
この後、冬菇、茶花冬菇、天白冬菇、香菇と続きます。
これは、しいたけの薄いものから厚いものへと審査していきます。
ひとつのカテゴリーに付き、ABCと3種類あるわけですから、
全部で15種類のだしと戻したしいたけをいただいたことになります。
形状が良いからと言って、食味が優れているわけでもない。
だしが個性的なのに、戻したしいたけはクセがなく食べやすかったり、
かなり驚きの連続でした。
見学者は、こんなふうに真剣に味見をするのです。
今日は、だしソムリエ静岡として、研修の一環で参加させていただきました。
この経験を活かして、これからは乾しいたけの売り方、見せ方、伝え方を
提案していきたいと気持ちを新たにいたしました。