”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

全国乾椎茸品評会 味覚等審査会を見学

2019-06-28 18:21:58 | だし

昨年は、「全国乾しいたけ品評会 形状の部「」を

見学させていただきました。

その時の様子は、こちらです。

   

今年は、「味覚等審査会」を見学させていただきました。

こちらは、1日目の形状の部で3位までに入った乾しいたけを、

24時間かけて冷蔵庫で戻します。

それを6~8分蒸したものを使って、だしの味と椎茸の食味を審査します。

  

4名の審査員の方(有名な料理研究家の方、有名な料理学校の会長様など)が

別室で審査されたものを、見学者も味わうことができます。

   

こちらは、最初の香信です。

まず、だしから。

  

   

そして、こちらは戻したしいたけ。

  

   

手のひら、左からABCの順です。

  

   

この後、冬菇、茶花冬菇、天白冬菇、香菇と続きます。

これは、しいたけの薄いものから厚いものへと審査していきます。

ひとつのカテゴリーに付き、ABCと3種類あるわけですから、

全部で15種類のだしと戻したしいたけをいただいたことになります。

   

 

形状が良いからと言って、食味が優れているわけでもない。

だしが個性的なのに、戻したしいたけはクセがなく食べやすかったり、

かなり驚きの連続でした。

   

見学者は、こんなふうに真剣に味見をするのです。

  

   

今日は、だしソムリエ静岡として、研修の一環で参加させていただきました。

この経験を活かして、これからは乾しいたけの売り方、見せ方、伝え方を

提案していきたいと気持ちを新たにいたしました。

 

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