ふじのくに 食の都の祭典で
おもしろいヨーグルトに出逢いました。
その名も、富士山フラワーヨーグルト。
酪農家の方々の多くは、自分の牧場産の牛乳や乳製品を
消費者に直接販売したいと考えています。
例えば、自分の牧場の牛乳を使ったアイスクリーム。
これは、割りと多くの酪農家の方が取り組まれています。
しかし、アイスクリームは牛乳以外に使用する材料が多く、
牛乳そのものを多用するわけではありません。
その点、ヨーグルトなら牛乳をたくさん使いますし、
近年、その健康効果から消費が増えています。
しかし、大手メーカーから機能性ヨーグルトなども販売される中、
酪農家が作るヨーグルトは、
大手メーカーとは違った「私ブランド」でなければなりません。
ここだけの原料、ここだけの技術。
そこで目をつけたのが、牧場のまわりの植物の花や、
牧草の花から分離した乳酸菌をヨーグルト作りに利用することでした。
そして、牧場の特徴を伝えることができる乳酸菌が
2株選ばれました。
ひとつはトウモロコシの花から分離した乳酸菌で作る
パンの香りのするヨーグルト。
こちらは、土井ファームさんから製品化されました。
本当にパンの香ばしい香りがします。
まろやかでコクがあって、とても食べやすいです。
もうひとつは、アカクローバーの花から分離した
乳酸菌で作りました。
こちらは、ミルクランド（株）さんで製品化されました。
やさしい香りがしますが、酸味はキレがあります。
これから、「富士山フラワーヨーグルト」ブランドで
複数の製品が製造・販売される予定だそうです。
楽しみですね。(*^_^*)
