4人家族が1年間に使う乾しいたけの量は、
平均するとわずか20g(中葉だと4~5枚くらい)だそうです。
我が家は2人家族ですが、
乾しいたけの消費量はかなり多い方だと思います。
夕食のメニューが朝から決まっている時は、
冷蔵庫でじっくり時間をかけて戻しますが、
夕方近くになって、「乾しいたけを使おう。」となった時は、
常温で戻してしまいます。 ^_^;
そのしいたけを戻している時の匂い。
しいたけ嫌いさんは、たぶんこの匂いがダメなんでしょうね。
この香り成分は、レンチオニンと言います。
私は、乾しいたけが大好きなので、
この匂いを悪臭と思ったことはないのです。
しかし、最近、乾しいたけを戻している時、
部屋中がイヤな臭いでいっぱいになることに気づきました。
ただ、調理してしまえばその臭いは消え、
おいしくいただけます。
これは、レンチオニンとは異なるものだ!!
そう思うと調べずにはいられない困った性分。
見つけましたよ。
しいたけのその他の香り成分!!
●テトラチアン
●テトラチオラン
実は、レンチオニンもテトラチアンもテトラチオランも
イオウ化合物です。
イオウ化合物は、一般的にはイヤな臭いがすることが多いのですが、
こちらの実験によると、しいたけ嫌いさんは、
レンチオニンよりも、テトラチアンやテトラチオランの方が
しいたけ臭いと感じているようです。
なぜ、今、使っている乾しいたけは、
この臭いがきついのか?
思い当たることはただひとつ。
大量にいただいたものなので、冷蔵庫には入りきらず、
密閉容器に入れて、常温で床下収納庫に保管してある・・・。
そのせいなのかしら?
確信はないのですが・・・。^_^;
乾しいたけは、湿気を含むと悪臭のもととなると言われます。
おいしく食べるためにも、
そして、ビタミンDを増やすためにも、
これからは使用前には数時間、日に当てるようにしよう。
そして、時間がない時以外は、
できるだけ冷蔵庫でじっくり水に戻すように
心がけたいと思います。