先日、干し枝豆でこんな実験をおこないました。
http://blog.goo.ne.jp/ume724/d/20140614
その時の残りの莢です。
山形県では、莢ごと入れた枝豆のお味噌汁が
飲まれているとのことですから、
きっと、この干した莢にもうま味成分が含まれているはず!!
そう思ってだしを取ってみることに・・・。
やり方は、ベジブロスと同じ方法です。
1300mlの水に小さじ1の酒を加え、
干し枝豆の莢を入れたら、20~30分煮込みます。
ザルで漉して、取ったものがこちら。
ほんのりとうま味は感じます。
油揚げとたけのこを加えてお味噌汁を作りましたが、
具が入っても物足りない味・・・。
やはり、枝豆のうま味は
莢と豆の両方から出ているのでしょう。
そこで、急遽、別にとったかつおだし(厚削り)を
加えてみました。
すると、不思議なことに貝のお味噌汁のような味に!!
お寺では、乾燥大豆からだしを取ると聞いたことがありますが、
大豆の子供時代である枝豆も
なかなかミステリアスなだし素材ですね。