”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

かきの木茸

2014-06-10 09:56:37 | 野菜

地元の八百屋さんで、珍しいきのこに出逢いました。

長野県中野市産のかきの木茸

Img_9302

エノキ茸が茶色になって、短くなったようなきのこです。

    
   

それもそのはず!!

かきの木茸エノキ茸の原種に近いものと言われています。

   

ここで、ごちゃごちゃにならないように、

きちんと整理しましょう。 (^^)

   
    

私たちは、普通、エノキ茸というと、

あの白くてひょろひょろっとしたきのこを思い浮かべますが、

天然のエノキ茸はこんな姿をしています。

Enoki1

      【画像 お借りしました】 

     

これと同じエノキ菌を光を当てずに、人口育成すると

あの色白美人さんが出来上がります。

    
  

で、かきの木茸に話を戻しますと、

かきの木茸は、エノキ菌を天然のエノキ茸に近い状態で栽培したもの。

だから、こちらの方がエノキ茸の原種に近いわけです。

 

    

さて、もう一種類、似たようなきのこがありますね。

それは、ブラウンえのきです。

H1503buraunenoki

       【画像お借りしました】

 

ブラウンえのきは、天然のエノキ茸とあの色白エノキ茸

交配して作られた品種です。

    
  

かきの木茸は、春雨と炒め物にしていただきました。

Img_9307

 

シャキシャキした歯ごたえは、ブラウンえのきと変わりませんが、

かきの木茸の方がぬめりがあり、

細身ながらも力強さを感じました。

 

 

袋井市周辺の皆さま、

かきの木茸は、イオン袋井店専門店街の八百屋さんで

お求めになれますよ。(*^_^*)

コメント
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