退団後、大学進学を発表し、フアンを驚かせた<湖月わたる>ラストステージ、歌劇フアンの≪三ジーサン≫連れ立って星組公演四日目の舞台を3列目で楽しむ。今春退団した「和央ようか」に次ぐ、大スターの退団、人気の後退を懸念するも宝塚の真髄は人材の豊富さにあり、常に次のスターを育成している強みがある。ミュージカル「愛するには短かすぎる」ロマンチック・レビュー「ネオ・ダンディズム」の主役に次ぐ役に取り組んだ<安蘭けい>は今後のトップを期待されるだけにその姿には「華」が感じられ見事な歌とダンスでした。フィーナレーは何時も以上に感情を揺さぶられ感激に震える。「脳梗塞」のダメージを受けた「脳」は華やかな舞台に刺激され、観劇の度に改善されていくのが意識される。