片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

台風下、防水コート羽織って,ガラすき「鍼灸院」~図書館巡り

2015-07-17 08:37:10 | 「リハビリ」

強風が収まった深夜、台風11号は17日午前6時過ぎに、岡山県著倉敷市付近に再上陸しました。このあとも動きが遅く、西日本を中心に大雨や暴風、高波、高潮などに警戒が必要です。台風の発達した雨雲が中国地方から紀伊半島にかかり、大雨となっている所があります。降り続く大雨により、中国地方の岡山県にも4時以降、土砂災害警戒情報が次々と発表されました。 (tenki・jp)

最低賃金で働く人の手取り収入が生活保護の受給額を下回る逆転現象はなく、全都道府県で最低賃金が生活保護を上回った。14年度

大型で強い台風11号は16日、紀伊半島でなどを暴風圏に巻き込みながら北上し、午後11時に高知県室戸市付近に上陸した。

昨晩午後7時頃から強風がつのるが睡眠中は風音収まり、烈しい雨脚に気づく程度だった。

9:00 フード付き防水コート羽織って、アヴェルデマンション2階、鍼灸院「むくの木の森」へ至る階段を杖歩行で登って行く。
風はないが雨脚が激しく踊り場でポケットのタオルで拭ってから入室。
柔道整復師Mさんにコート脱がしていただき、優しいM先生はハンガーに掛けられ空気清浄器の前へ吊り下げ、乾燥に努めていただく。

すぐさまベッドに仰向き姿勢で物理療法受診、院長W先生濡れているズボン・靴下を丁寧に拭って貰い、台風下来院二人目の患者へ、ご親切な応対に感謝。

本日の主訴は「昨夜の寝違いによる首筋の凝り」、枕を高くする方が寝やすく感じるので2枚重ねると今朝は首筋に痛みを感じ、首が廻らない症状に陥る。

W先生、『寝違え』は、首・肩まわりの筋肉が正常に動くことが出来ない『筋肉の過緊張』状態にあり、不用意に動かすと、痛みが強くなると診断され、腰筋の緊張をほぐす事から治療開始。

仰向き姿勢で、頭の方から両手を首下に入れて親指で圧しながら揉み解し、特に両肩甲骨筋には力をこめて緊張緩和に手技を試み、次の指示は「うつ伏せ姿勢」。

狭いベッド上に右肘を突き、胸クッション顎部分めがけて、「ガバッ」と全身を伏せる。緊張した筋肉がホドケていくには数分要する。
麻痺左足・左手が落ち着く場所にダラリと伸びて落ち着くと窮屈なうつ伏せ姿勢も楽に、先生の力強いマッサージで血行が改善され、脊椎筋の疲れが徐々に薄れていくのが感じられる。

仕上げは、馬乗り姿勢で腰筋周辺を両手に体重を掛けて「グイ グイ」指圧、心地良さに伏せている口元から「ヨダレ」が溢れる。

10:30 治療費300円支払って、降雨の中、階段を降りようとすると親切な柔道整復師Mさん傘を指して濡れないように駐車場迄介助支援していただく。

車の通行も少ない県道16号線を降って、小林宝塚市立西図書館立ち寄る。
流石に台風襲来時は来館者も少なくガランとした館内、近代史コーナーにてPHP研究所 百田尚樹 渡辺昇一著「ゼロ戦と日本刀」を書棚から取り出し借用。静かな喫茶店で好きなコーヒーを飲みながら読書にひと時を過ごす。百田尚樹 渡辺昇一の対談形式で
●ゼロ戦の美しさともろさ 
●戦艦大和はなぜ出陣しなかったのか 
●日本には「盾」の思想が無い 
●世界最高の戦闘機を牛で運ぶ 
●資源の無い国が人を大事にしなかった 
●太平洋戦争は明治維新以上の歴史的事件。

題名の「ゼロ戦と日本刀」は、資源の乏しい国がこしらえた故に、美しさと表裏一体のもろさを持っている”ゼロ戦”。
名刀正宗は切れ味は良いがすぐに刃がボロボロになって合戦には不向きなところから対比されている。
正に、”矛盾”そのものを明示している。