片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

東映映画”大鹿村騒動記”、「生きることの慈しみ」をしみじみ感じる人生喜劇に胸が洗われる!№17

2011-10-16 15:06:32 | 「映画・演劇」

 快晴が戻ってきた秋本番の日曜日、天気は西から次第に回復し、季節外れの暑さが戻り、秋晴れが広がる。

           
 9:00「ぷらざこむ1」入館、街路樹の 落ち葉が秋に咲く花を埋めていく“ガーデニング広場”はスッカリ秋が深まっていく様子。
 館内はO理事長、駐車場当番「こむの事業所」係員に、(財団邦人)プラザ・コム 受付ボランティアT氏の3人、そこえ何時も日曜日は外周の掃除と歓談に来られる「でえくさんず」T氏が賑やかに来館され、サンデーメンバーが揃う。

                
 10月に入ってからは、宝塚福祉コミュニティプラザのブログ「ぷらざこむのアルバム」が更新されてないので、資料を開き、月初からの「ぷらざこむ1」のイベントをチエックする。

           

1、10/7Vグループ「おでかけたい」秋の丹波路“水分かれ公園、2、10/8東日本大震災チャリティー朗読会 3、10/12「宝塚広域ボランティア連絡委員会」の第4回運営委員会 4、10/13第4回「利用者運営委員会」 5、10/15地元米谷「だんじり」来館・・・机上のデジカメを調べ、撮られている写真はLiyo Lan-Diskのフオルダ「写真集」の各フアイルに保存の上、インターネットを使って、ブログをダウンロードして、写真と記事を加えて作成する。
               

 10:40分売布近隣の映画館「ピピアめふ」に入館、今夏突然襲われた病魔で逝かれたベテラン俳優「原田芳雄」が自らの原点を確認する為にどうしても撮りたいと切望した企画、小さな村を舞台にしたささやかな人間喜劇東映「大鹿村騒動記」を観る。
 江戸から数えて300余年、南アルプスの懐に抱かれた大鹿村では途絶えることなく「村歌舞伎」の伝統が続いていた。
 
そこで主役を張ってきたのが初老の食堂店主「風祭善」“原田芳雄”、サングラスにテンガロハットの無骨な男だがいざ舞台に立てば観客の視線を一身に集める花形役者。
 
しかし私生活では女房に逃げられ、18年間ひとり暮らしをしている。
 そんなある日、公演を5日後に控えた村に、駆け落ちした妻の貴子(大楠道代)と幼馴染の「治」(岸部一徳)が帰ってきた。
 聞けば彼女は脳を患い「善」の顔も忘れてしまったという。
 僅かに覚えているのはかって夫相手に舞台で演じたセリフのみ。
 日本で最も美しいと言われる長野県大鹿村、雪を頂いた南アルプスの鋭鋒を背景に、深み行く素晴らしい秋の紅葉に彩られ、300年も続いた村カブキを守り、楽しむ純朴な村人を描く、心が躍る人情劇。

          

 滑稽でホロ苦く、何よりも人間味あふれる人間劇が生き生きと描かれ、主役は元より、脇役が渋い、村長さんに「三国連太郎」が出演して、映画に一層の渋みを当てえている。
 終了すると胸に日頃鬱積したモノが一掃されたようなスガスガしい気持ちに浸る。

         

 13:00 宝塚阪急 2階幼児用品売り場「フアミリヤ」に立ち寄り、10/208歳の誕生日を迎える孫娘に「ポーチ」を選び、お祝い用に包装をして貰う。

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