秋晴れの運動会日和に恵まれた10月1日、市内各小学校では運動会が開催される予定。
今朝の最低気温は12~13℃、日中は20℃前後の予想で平年より下廻る、今日の兵庫県は高気圧が張り出すため南部では概ね晴れ上がる。
8:15分 家人の希望で8時半開店「スーパー万代」へショッピング、本日特売の米穀(10㌔)を購入、車へ搬入後売布「ぷらざこむ1」へ向かう。
本日は高齢者(要援護高齢者)の施設でのボランティア活動の意義や可能性について話し合いする2ケ月に一回のシルバーボランティア研究会(SV研究会)開催日。
宝塚から参加する社協職員Y氏、ボランティア仲間Kさんを9時宝塚福祉コミュニティプラザにて待ち合わせ、中央環状線から阪神高速道路を利用して、会場の大阪天満橋 大阪府立労働会館<エル大阪>を目指し、愛車スパシオを運転する。
Y氏はSV会 世話人で本日の講師役、加えて次男の小学校2年生が本日運動会と重なり、講演終了予定の11時半にはとんぼ返りで宝塚へ戻り、運動会へ参加する超多忙なスケジュールだ。
土曜日の阪神高速はガラ空き状態、左車線を時速80㌔の一定スピードにて快適にドライブ、北浜出口を降りる。
降りてからの信号は結構煩雑なれど頻繁な利用で運転も慣れ、天神橋(大川)を渡って松屋町筋線を左折、土佐堀通に入り9:40分到着。
5階の会場は10数人の会員が出席して定刻に開場、テーマは「東日本大震災の被災地支援について」、講師は宝塚市社会福祉協議会地域福祉係長Y氏、同氏は社協職員として宮城県に3度支援に入った体験を踏まえた報告と提案をプロジエクターを使い、90分に渡って視覚的に説明された。
被災者から伺った話では・近隣の視力障碍者を避難所へ誘導した・食事炊き出しのボランティア⇒最終避難者で実施するように働きかけた・近所の在宅避難者支援活動の窓口となる。
避難所生活を送る中、周りが全部用意してくれるが自立を妨げるので情報を貰えば、タクシーを使って購入に走る等高齢障害者も頼り切りから立ち上がる姿勢を見せている。
面白い話は東北人が「モノを欲しがる関西人と一緒になった」と笑い話!、何でも貰うガメツイ大阪のオバチャンのイメージが定着しているようだ。
東北人の「したたかな・・・!」、「へこたれない・・・!」、「我慢強い」精神は至る所で見られた。
銭湯で出会った男性は「津波の日、工場の屋上に避難したが建物ごと流され、一晩中屋根の上で過ごした」と話してくれ、関西から来てくれた事を喜び、阪神の教訓を伝えて欲しいと要望された。
しかし、仕事が無くて困っていると本音を聞かされた。
今後の課題は・・・1、最後に取り残された要援護者へのサポート 2、東北で進められている雇用政策。
12時終了後、1階レストランにて会員皆さんと昼食後、Kさんと「新御堂筋」を経て帰途に、「ぷらざこむ1」へ立ち寄る。
社会福祉協議会ボランティア活動センター受付前には台風豪雨がもたらした淡路・和歌山洪水・土石流被災者救援ボランティア募集の看板が目に付く。
次ぎ次ぎと襲う災害国ニホンの実情が浮き彫りされている。