片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

初の週末を迎えた「西宮ガーデンズ」大混雑の中、杖歩行で自信が付く!

2008-11-29 16:32:43 | 「映画・演劇」

高気圧に覆われ、暖かく晴れた11月最終土曜日、映画好きの仲間と26日にオープンした「西宮ガーデンズ」へ早朝9:00に出掛ける。
 TOHOシネマズは当分開業記念で1,000円均一料金、公開中は予約制の為、昨夜友人が立ち寄り事前申し込みを終了、席も確保していたので安心はしていたが車の混雑を心配して9:30分には中央パーキング5階の正面入り口右障害者専用駐車場に駐車する。
 正面入ったところが“シネマズ”の受付、非常に便利で休憩所も広く、ドリンク・スナックを買って談話を楽しみながら時間を待つスペースとしては最高の空間です。
 ギャラリーコーナーには懐かしい「勇者阪急ブレーブス」の名プレイヤーの写真とトロフイーが飾られ、盛時会社の帰途“西宮球場”に応援に駆けつけた壮年時代を懐かしく思い出しました。
 11:15分開場、嬉しい事に前部席の背に杖・傘を託すホルダーが付いていて足元に広げる手間が省けて大いに助かる。
 映画は今話題の中居・仲間主演の「私は貝になりたい」 、冒頭シーンは雄壮にしてカラフルな四国土佐の海岸崖風景、遠望からカメラが接近してくると昭和19年末期の中年兵士の出征シーンで始まる。
 個人的には同時代に年齢を繰り上げられて出征した長兄が想い出され身が固くなる。
 
理不尽な軍隊組織の中で奈落の底に追い詰めらていく主人公と家族の切ない絆に涙が流れ、ハンカチを握り緊めたまま、エンデイングを迎えました。
 
観映後の感想は40数年前にNHKで観たフランキー堺主演“白黒映画”の「私は貝になりたい」の方がインパクトが強く感じた。
 昼食に4階へ降りると通路一杯の人並みで食堂は何処も超満員、回遊性の通路を阪急百貨店の方に歩き、エスカレーターで食品売り場に下り、弁当を買って再び人ごみを縫って駐車場へ戻り、三人揃って車中で戴く。
 「脳梗塞」後、大混雑のショッピングセンターの中を歩くのは初めて体験でしたが大きな自信となりました。