片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

久しぶりに受講、「地域の助け合いって何?」講演を聴く

2008-11-14 17:20:59 | 「リハビリ」
早朝から青空が広がり、小春日和の金曜日10時、社会福祉協議会ボランティア活動センター主催の「地域の助け合いって何?」の講演会に出席する。
 講師は地域福祉の専門家として著名な神戸学院大学リハビリテーション学部准教授藤井博志さん、室内は4つのテーブルに別れ1テーブル4人~5人が腰掛け、個人名を明示した名札を前に置く。
 顔馴染みの利用者会のメンバー、ボランティアグループのリーダー、他に「ぷらざこむ1」で見かけない初めての方も出席され先生の講義に対する期待感が開始前から伺えます。
 社協の局長も出席され地域福祉の取り組みが制度的な社会福祉から自発的な社会福祉へ発展しつつある今日の実態が伺えます。
 配布されたレジュメは理解し易い簡潔な言葉で書かれたA3用紙横書き3枚、初めに地域福祉とは・・・誰もが(子供から高齢者・障害者も含む)、住み慣れた場で、その人らしく暮らせる、地域社会としくみを、みんなでつくるとありました。
 助け、助けられ、助けられ放しは辛い、役割を持たせる場があるのが地域、障害があってもその地域では住民参加の役割を認められる。
 その為には日頃から活動を継続し、専門職と地域のリーダーが話し合って関わり潜在化する問題を解決していく。
 事例として奥さんを亡くされた主人が軽い痴呆に罹られたが自治会長が地域の介護グループと相談され、入会を奨め役割を与えられると引き篭もりが解消して日々自分の役割を果たして居られ、認知症の進みがストップしたと報告されていました。
 教室内で目の前の先生が視線を合わされ、話をされる内容はセルフヘルプグループで月一回の交流会を楽しんでいる私には肯定できる話しばかりで嬉しくなりました。