東日本大震災発災以来、317日目、朝日新聞3面見出し、原発国家 三陸の港から・・・、「空白岩手」陰に和の政治、大津波は約14メートルの防波堤を軽々と越え、住宅や林を押し流した。
半農半漁の集落に原発の建設計画が持ち上がったのは、1975年だった。
地元経済界には賛成論が強く、誘致に伴う公共事業への期待も膨らんだ。漁民たちは反対した。
三陸の世論は割れていた。白黒つければ禍根を残し、後戻りできない対立に発展する。
82年に石油危機を乗り切り、電力はだぶつき、岩手県の原発計画は立ち消えになった。
二項対立の政治は敗者を生み、共同体を分かつ。
脱原発か原発維持かを決める過程で日本社会が分裂してはいけない。(被災者数 死亡15.845人 行方不明3.380人 警視庁発表20日現在)
全国的に雲が多く、東北から近畿にかけての広い範囲で雨や雪が降っている。
今日の兵庫県は気圧の谷の影響で雨が降っているが次第に止んでくる見込み。
雨が小止みの11:30「ぷらざこむ1」入館、1階活動スペースは、14:00に開会を予定する「こむの音楽会」準備に関係ボランティアがご多忙中のご様子、土曜日は会議室使用ボランティアグループが多く、この時間は午後使用グループが鍵の受授と手続きで賑わっている。
デスクに座って、「宝塚広域ボランティア連絡委員会」U代表から依頼されていた「広V連」の名簿を電子メールの添付で送信を行う。
来月一日(13:00)に予定する第8回運営委員会は1/25~27南三陸町現地支援報告が主要議題となるので、議案書を作成して会員に電子メール&FAXで送信を完了する。
13.30分、トライサングル「交流会」に出席、高次脳機能障害の当事者と家族を支援する「トライサングル」とは、「トライ」・・・挑戦する、「サン」・・・太陽のように、「グル」・・・永遠に挑戦し続けるグループ。
交通事故・脳卒中によって脳を損傷し、「物が覚えられない」・「物事に集中できない」・「すぐかっとなる」等の症状を総称して「高次脳機能障害」で病名とされるが薬や手術での治療は不可能で互いに助け合いながら支援していく、それがセルフヘルプグループの精神です。
若い人が中心に会を運営されているだけに本日のメニューはユニークなテーマ、①自己紹介・・・姓名と当事者・家族・支援者の表明、②ほめほめゲーム③DVD鑑賞「くらしのなかの高次脳機能障害」④ディスカッション・・・支援のあり方。
2階会議室24に集まった仲間は13人、支援者のサポートでテーブルはスクリーンに向かってV字型に配置され、直ちに代表のS氏の開会挨拶後、時計回りで自己紹介、当事者は「脳卒中」患者は私を入れて2人、交通事故患者二人、他は家族・支援者であった。
ほめほめゲームは会員の親睦を図る一つの遊び、椅子から離れ、互いに接触して1分間で相手の良いところを三つ書く、3回繰り返して席に戻り、個々に発表する。
発表方法は1、ほめほめゲームで書かれたこと 2、褒められたことへの自分の感想 3、ひとこと・・・私は・礼儀正しい・貫禄がある・年の功・男前・優しそう・存在感がる・暖かい雰囲気・責任感と書いていただき、褒められると嬉しいことに気分が上昇する。
一通り発言が終わると不思議に和やかなムードが漂い、流石に若い人が運営する助け合いのグループ精神が漲ってくる。
DVD鑑賞「くらしのなかの高次脳機能障害」は交通事故で身体機能を損傷された男性が歩行機能を回復していく途上の凄まじいばかりのリハビリを撮影された映画、又「脳卒中」後遺症患者と異なった機能回復過程が描かれていて、良い勉強になった。