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片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

水分補給の大切さを指導される「パワーリハビリテーション」、二日連続の筋肉トレーニング。

2011-04-16 16:34:26 | 「パワーリハビリ」

  東日本大震災発生以来37日目、朝日新聞大見出し、「復興財源  消費増税が軸首相意向 数年に限定、東日本大震災の復興財源について菅首相は消費増税を軸に検討する意向を固めた。
 
消費増税は数年間の時限措置とし、被災地復興に充てるため増発する国債の償還財源と位置づける。税率1%で約2.5兆円の増収となり、増税分をすべて復興費に充てる算段だ。
       

 本日は昨日に続いて連続の「パワーリハビリテーション」、バイタルチエック血圧測定125-77・体温36.4℃、9:15分オリエンテーション開始時は利用者5名に、スタッフ5名、リーダーはK氏、「119番救急車利用の急患について」、119番搬送される患者の70数%は「転倒者」、数%は「転落者」という東京消防署のデーターを紹介される。
 119番利用者は軽症患者が多く、問題になっている話は聞いていたが搬送患者の症状分析を知るのは初めて、意外な実態に驚き、且つ、他人事と考えないで、自分も充分気を付けたい
 
更に「転倒者」の原因分析では屋内事故が圧倒的に多く、居間で段差、布団、電線、小間物に躓いて転倒して骨折する人が多いそうです。
 宝塚「脳卒中」友の会仲間のT氏は起床時に布団の段差でバランスを崩し転倒、「大腿骨頚部骨折」され、入院治療をされた不運な出来事が想起される。
  オリエンテーションでは毎回水分補給の大切さを強調され、一日1500mlの摂取、「パワーリハ」利用日は500mlの補給を奨められる。
 
8年前、風邪をこじらせ、体調不良のまま、ボランティア活動を続け、食欲不振から水分補強を怠り、血液がドロドロになった結果、血栓が右脳に飛んで「穿通枝梗塞」を起こし、「脳梗塞」を発症する。
 運動しながらの水分補給を欠かさずに、1回のマシン運動の後は必ず、コップ二口分を飲み干す。
          

マシントレーニング「チエストプレス」両手上げ、両足を足元の横バーに固定して、座席に腰を降ろしてから麻痺左手で左のバーを握ることが苦労。
 準備が終わって、両手を上げる際は右手が先導にならないよう、麻痺左「肩甲骨」筋を意識して持ち上げる。
 9種類のマシントレーニングの中では、一番痛みを伴う機種、麻痺上肢の機能回復にどれだけ役に立つのか疑問視されるが30回の上げ下げをこなす。

     

 午後は「ぷらざこむ1」にて、午前中に小林ディサービスセンターへ大成町在住「おでかけたい」のSさんが届けてくれた、東日本大震災激励メッセージ紅白リボンを掲示板に取り付ける。
 掲示板前に偶々女子高校生が2人勉強中、事情を説明して、取り付けを手伝って貰う。
 優しい二人は気持ちよく、色と組合せを考えて綺麗な配置で取り付けを完了してくれる。

 


「脳卒中」後遺症、半身不随者には絶対必須!、マシントレーニング「腹筋・背筋」強化。

2011-04-15 13:43:44 | 「パワーリハビリ」

 東日本大震災発生以来36日目、朝日新聞大見出し「復興新税 議論へ」構想会議初会合 「国民で負担」、東日本大震災からの復興ビジョンを描くため、菅首相が発足させた復興構想会議(議長・五百旗頭真いおきべまこと防衛大学校長)が初会合を開き、巨額の復興財源確保には「震災復興税」が必要ではないかと問題定義した。
 基本方針に・被災地主体の復興を基本にして・・・国として全体計画をつくるとし、他4項目を確認して、年内に最終提案を出す方向だ。
 関心事はこの時期に与党内、野党内から政局争いが再燃している事、争いで被災地が一日でも放置されることは絶対許されない。

       

 8:40分、(株)ポラリス送迎車に迎えられ、デイサービスセンター小林「パワイリハビリテーション」に出席。
 定番木曜日から振り替えの金曜日は顔馴染の多い、ご婦人席に座らせて貰い、お喋りの仲間に入れていただく。
 現役時代企業家の片りんを伺わせる
Uさん(90歳)・自転車で行商されたTさん(89歳)・何時もユーモア溢れるKさん(83歳)の矍鑠とした3人グループ、話題提供はTさん。
 今春のお彼岸に中山寺へお参りに行かれ、参拝後に引かれたお神籤が12番の「大吉」、昨年同じ時期に11番の「大吉」を引いて居られ、2年続きの吉縁に大喜びのご様子。
 膝関節で両膝を手術したTさんはゆっくりながら自分の足で歩かれ、中山寺へは仁川駅から一人で参拝される、豊齢がピッタリの優しいご婦人。
 参拝客の多い「中山寺」で2年連続の大吉も至難のことながら、昨年の11番に続いて12番を引く、僥倖にただ驚嘆する。
 常日頃から、亡くなられたご主人に感謝・感謝の言葉を述べられ、何時もニコニコの笑みを絶やさないTさんだからこそと頷ける。
 皆さんから近日中に良い事が起こると言われ、オリエンテーションに移動すると思いがけなく、A所長からオーロラ会院長の表彰状をいただく、嬉しいハプニングが飛び出す。
        

 皆勤表彰状は22年度1年間、「貴殿は一日も休まずに皆勤したことを表彰する」とあり、副賞としてフランス料理の招待状が付録されていた。
 3ケ月に一度の表彰は行われていたが年間は初めての事で、彼女の幸運が本日見事に開花して、出席者から盛んな拍手をいただき、顔をクシャクシャにして喜んで居られました。

       

 6機種9種類「パワーリハビリテーション」のスタートは「脳卒中」後遺症患者、上肢・下肢機能全廃には絶対必須の「トーソーフレクション・エクステンション腹筋・背筋」。
 振り返れば、7年前、リハビリ退院後の尿排泄では毎回便座を使用せざるを得なかった時期は、6ケ月に渡る入院車いす生活と「腹筋・背筋」の退化が原因であった。
 「パワーリハ」のお蔭で立位を保ち、腹筋の力で尿を飛ばすことが可能となった。
 初期の喜びを忘れずに、衰えていく筋肉の現状維持に継続したリハビリテーションが求められる。


「ポラリス“パワーリハ”」ユニホーム新調、いっそう輝くスタッフの笑顔!

2011-04-07 16:39:12 | 「パワーリハビリ」

 東日本大震災発生以来28日目、朝日新聞大見出し、「震災後 7000人県外転向」本社集計 避難の小中高生、東日本大震災や福島第一原発事故のため、地元から避難して別の都道府県の公立小中高に転入する児童生徒は少なくとも6981人にのぼることが、朝日新聞の集計でわかった。
 転入が最も多いのは新潟県で新潟県教委は市町村教委に「保護者には一切負担をかけないように」と指示。各県教委では「区域外就学」や一時的な聴講、教材の無償提供等小中高生に配慮した方針が発表され、明るいニュースに喜ぶ。
      
 8:40分、(医療法人)から分離独立した(株式会社)ポラリスの送迎車に迎えられ、パワーリハ「デイサービスセンター小林」に到着、熱いお茶をいただいたテーブルには淡い色が鮮やかな「木瓜ボケの花」が飾られている。
 11月頃から咲き出す花は、春に開花するものと区別するために「寒木瓜かんぼけ」と呼ばれる。
 美しく華やかな朱赤色の花は春に相応しく、周囲を癒してくれる。
 
実が瓜に似ており、木になる瓜で「木瓜」、小枝は棘となっている。
 利用者の方が庭に咲く花を切り取って、飾って頂いた由を伺い、女性の細かい配慮に感謝。
          

  
 パワーリハビリテーション「ポラリス」各営業所のスタッフ制服が今春から新調され、オリエンテーションに整列されたスタッフの笑顔が平常より一段と輝いて見える。
 胸のロゴマークにはポラリスの理念「自分の足でしっかりと」が描かれ、斬新なオーロラのイラスト共に際立っている。
 オリエンテーション開始に先立って、毎回、大長老T氏が利用者人数を確認して報告、「本日出席者は10人、内男性は6人、女性は4人」、女性大好きな同氏はKさんの隣に席を占め、ニコニコ顔で開始を待って居られる。一人陽気なT氏が存在するだけでトレーニングルーム内は明るくなり、マシントレーニングは楽しく進んで行く。
            

 約90分、6機種9種類のマシントレーニング、3機種の自主トレーニングを「大きな発声」・「姿勢の確認」・「ゆっくり正確」を合言葉に、順調にこなし、久しぶりに食欲が湧いてくる。
 整理体操の後にいただくコーヒーと持参ビスコの美味い事、運動の有り難さを嬉しく噛み締める。


円背?顎が引けなくなった直立姿勢、壁に麻痺側半身をピッタリ付けての矯正姿勢。

2011-03-31 16:40:22 | 「パワーリハビリ」

 東北関東大震災発生以来20日目、朝日新聞大見出し、「東電の現状存続<厳しい>」会長会見 1~4号機「廃炉」、入院した社長に代わって記者会見した勝俣会長が事故について陳謝。
 原発の1~4号機について「廃止せざるをえない」と言明した。
 東電が公式の場で廃炉方針を示したのは初めて。原発周辺の避難住民や出荷停止に追い込まれた農家への損害賠償には「誠意をもって保障に向けた準備をする」と述べた。
 兵庫県は朝の冷え込みで霜に対する農作物の管理注意報が流れるも高気圧に覆われて晴れ間が広がり、日中の温度は二桁を超える見込み。
       

 8:50分(株)ポラリスディサービスセンターの送迎車に迎えられ、小林パワーリハビリテーション室に到着、早速、先着大先輩F氏(93歳)、T氏(90歳)と朝の挨拶もそこそこに戦争想い出話談義
 お二人の共通体験は現役時代は満州に在って、兵役を過ごし、F氏は本土から現役召集で関東軍最強軍隊山下兵団に所属、T氏は勤務先満州鉄道から20歳の召集義務に応じて従軍する。
 お二人の共通する想い出は過酷な新兵時代の悲惨さは無く、殺戮の最前線の体験も無く、10万人に一人の幸運に恵まれた戦争体験者。
 本土の3倍~4倍の広大にして肥沃な土地が地平線の彼方まで広がる満州の想い出は我々には実感として湧いてこない。
 9:30分、マシントレーニングが始まるとF氏は軽快に「バイオスティプ“両手両足漕ぎ”」をこなし、T氏はスタッフに冗談を飛ばしながらニコニコ顔でマシン操作を軽々と済ませていく。
         

 マシン操作の合間に自主トレーニングの「パワーリング」、未だ麻痺手の握りが右手の補助が無ければ不可能なことが残念ながら起立して体幹の真ん中で右・左と動かしながら握力・肩甲骨筋の筋力アップに励む。
 姿勢を矯正する壁を背中にして半身不随の左足・左手をピッタリ付けて直立するが顎が上がって仕舞い、綺麗な姿勢とならない。
 この姿勢状態が現実と認識して今後は現状維持に努め、円背が平常姿にならない様に意識していきたい。

        

 午後は13:30分、「ぷらざこむ1」24会議室にて第9回宝塚福祉コミュニティプラザ「祭り」実行委員会に出席。 2011・3・11「東北関東大震災」の未曽有な損傷発生を受け、支援を含めて「祭り」はどのように運営すべきか議論が沸騰して結論を下すべき3回目のミーテイング。
 コーデーイネーター役のKさんが具体的な案を開陳するも一つに纏める具体案にまで発展しないで、個々に具体案を述べた後に司会者の調整で賛否を挙手で決めて成案となる。
 名称は「宝塚広域ボランティア連絡会」に決定、目的は「長期的な被災者への支援の輪を広げよう」、具体的に①義捐金を集める②応援メッセージを届ける③防災意識を見直す③私たちが元気になる。
 核としての受け皿は従来のグループ・・・ステージ・物販・体験・紹介・屋台飲食とする。
 企画案として「ガーデニング広場」に東日本救済テーマステージを設ける。


マッシントレ“鍛える背筋力”、半身不随・加齢と共に衰える一方の脊椎筋力を支える。

2011-03-29 14:05:12 | 「パワーリハビリ」

                                 

 東北・関東大震災発生以来19日目、朝日新聞大見出しは「高濃度汚染水 建屋外に福島2号機 坑道へ大量流入、福島第一原発で、東電は28日、二号機のタービン建屋から外へつながる坑道とたて坑にたまった水から、毎時1千㍉シーベルト以上の放射線が測定されたことを明らかにした。
 具体策として、あふれた水を復水器に戻そうとしている。だが、2号機では復水器が満杯。
 3号機も容量に問題があり、排水作業は難航している。
 8:40分(株)ポラリス大型送迎車に迎えられディサービスセンター小林へ、途中立ち寄った野上3丁目の小ぶりな桜は花を咲かせ、運転スタッフの話では此の辺りでは毎年開花が一番だそうです。
      

 到着休憩室で4週間ぶりに最長老のF氏(93歳)の元気なお姿を見て安心する。
 4週間前にディ小林到着後、低血圧に陥られ、救急車で中央病院に入院、加療と静養されての本日の復帰を遂げられた。
 お話を聴くとベッドに寝たままでは足腰が萎えるから筋トレを復活して頑張るとお元気な返事。
 低血圧の原因は両足の冷えが辛いから、医師に相談すると血流を良くする強い薬を処方され、服用すると薬の副作用で低血圧に襲われたそうです。
 
今、一人の長老T氏(90歳)は満州からS18年台湾に転属した憲兵軍曹時代の想い出話、民情視察の命令で岩石山の洞窟に居住する高砂族を訪ね、大いにご馳走で歓迎された話が尽きない。
 8:45分、オリエンテーション本日のリーダーはNさん、東日本大震災の被災地に於ける日頃の防災訓練が今回の災害で役に立ったお話、東北訛りで「てんでこ」、海岸縁では昔からの伝承で津波急襲の際は「てんでこ」、津波報が入れば一人ひとり「てんでバラバラ」に逃げなさいと指導されていた。
 
小学校の防災標語は「オ ハ シ モ」、オー押さない、ハー走るな、シー静かに、モー戻るな・・・防災標語に従っての訓練が活かされた学校もあったそうです。
 「がんばっぺ」東北の皆さん、阪神大震災の体験都市「宝塚」は末永い支援を続けます。
        

 マシントレーニング6機種9種類のメニューの中で最終番に取り組む「トーソーフレクション背筋運動」、左半身不随に加えて加齢の影響で姿勢は益々円背の傾向にある。
 姿勢を正して脊椎起立筋を鍛えるマシントレ「背筋運動」は締めくくりの大事な運動と位置づけ大事に取り組む。
 第38回選抜高校野球では地元代表「報徳学園」が1回戦
で敗退する中、兵庫県代表「加古川北高校」が今朝の2回戦を勝利してベスト8に勝ち残る。


真冬へ逆戻り、“マシントレ”体の芯から温める「レッグプレス・バイオステップ」

2011-03-17 13:58:00 | 「パワーリハビリ」

 東北太平洋側大地震6日目、朝日新聞朝刊大見出しは「原発冷却へ警察放水車」、被害が出た東電第一原発の4号機について、警察庁は機動隊の放水車を使って冷却を目指す計画を明らかにした。
 
国防の自衛隊・国民の命を守る治安当局が犠牲的精神で国難を救って欲しいと今朝も祈りを新たにする。
 
三寒四温どころか真冬に戻った今朝は氷点下に冷え込み、ガレージの車は屋根に数㌢の雪が積り、大寒へ逆戻りの感じする。
 
8:50分、ポラリス大型送迎車に迎えられ「パワーリハビリテーション小林」へ、車中話題は福島原発に話が及び、福島へ行く交通手段を伺うと私を含めて知らない人ばかり。
 
唯一有名な「枝垂れ桜」を観光バスで周遊した体験のあったH氏のみで関西人には遠い地域、しかし悲嘆と恐怖に包まれている東北地方を身近に感じ、「遠くから」激励を送りたい。
 小林センターに到着しても皆さん異口同音に援助を惜しみたくない気持ちに変わりが無いように見受けれれる。
 この気持ちを具体的に職場・グループ・コミュニティでネットワークに広げ、具体的な募金活動に繋ぎたいと願う。
      

 冷え切った体もオリエンテーションの準備体操・NHKテレビ体操で血液の循環が良くなり、「さーやろう!」と盛り上がった気持ちでマシントレーニングを始める。
 
15種類のマシン動作の中でもパワーリハ「ホリゾンタルレッグプレス“両足押し”」は体の芯から温める効果が期待される。
    

 両足で押しやる側板の平面に麻痺左足を48㌢、力点を外す意義で右足55㌢の位置に上げて、75㎏のウエイトをゆっくり押し出し、膝が伸び切らない位置で10数秒止め、ゆっくり戻していく。
 40回目のボールを両膝に挟んでの運動中には体がポカポカと暖かくなってくる

      

 パワーリハ9種類・自主リハ3種類、約90分の最後は「バイオステップ自転車・ボート漕ぎ」、両手・両足が交互にスムーズに連携して運動する事を主眼とする器械。
 「脳卒中」後遺症患者の半身不随者には運転が辛い器具、麻痺手の握り・麻痺足の押し込みのバランスが上手く取れずに実にギコチない運転になる。
 逆に速度は遅くともバランスが良くなると歩行姿勢・速度が改善されることは充分に期待される。


「パワーリハ」における声出しの効果が医学的に証明される。

2011-03-12 16:23:44 | 「パワーリハビリ」

 自然の猛威にむごい力で破壊される人間の営みの儚さがこれでもかとばかり続く、テレビ画面にニュージランド地震で流れた涙が再びとめどなく流れる。
「脳梗塞」発症後、後遺症からくる高次脳機能障害のせいか涙腺が弱くなり、かけがえのない命が呑まれて行く様子に茫然と涙が流れ、少しでも被害が小さい事をただ祈るのみ
 悪夢の夜が明けた金曜日は青空が広がり、寒さは緩和される。
                

 本日は昨日に続いて連日のポラリスディサービスセンター小林にて筋肉鍛錬の「パワーリハビリテーション」を受診、土曜日メンバーのT氏(89歳)と久しぶりの対面。
 同氏とは6年前の当センター開所以来のお付き合いでスリムな体に何時も微笑を絶やさない尊敬する大先輩。 今日の話題は18歳徴兵検査で入隊した軍隊の想い出、機械工出身なので得意な兵器係に配属され、手先が器用な事で上官から可愛がられ、終戦時は北海道で迎え、海外に出征することが無かったので長寿を全うできたと述懐されていた。
                                                                                                                                                                                                                                                                              

9;15分オリエンテーション開始、本日のリーダーはA所長、「パワーリハにおける声出しの効果」がパワーリハ研究会のI医師が学術的に証明されたことがパワーポイントを使って説明される。
 
運動・感覚・認知・言語・思考など高次脳機能に関連する「大脳皮質」は頭皮から20ミリほどの深さにあり、光トポグラフイ装置を頭に付けて計測すると血流の流れが把握される。
 
音読・歌うの際、測ると血流が盛んになることが証明されている。
 I医師は「ヒップアダクション」マシン操作に際し、「声なし」と「声あり」で実験されると明らかに「声だし」運動では血行の流れが活発に変化する。

                       

 午後13:30分明日の法事、明後日のホワイトディに備えて宝塚阪急へ買い物に出掛ける。
 
阪急百貨店 食料品売り場入口は3/14「ホワイディ」へ向けて特別コーナーが設けられ各種の「バレンタイン」お返しの銘柄お菓子がズラリと勢揃いされ、目移りがして選択に苦慮する。

 売り場めぐりも目の保養になり、且つ外出リハビリテーションに繋がるので店内に入り、法事用お供え菓子を購入して、チョコレートメーカーの品揃えの中から女性向きを購入する。


ご婦人二人と「イチ ニ サン」声を合わせ、笑顔いっぱい「カウント」するマシントレーニング!

2011-03-11 16:19:13 | 「パワーリハビリ」

早朝、粉雪が舞う冷え込みに震えあがる。
 
今日の兵庫県は冬型の気圧配置となるため北部を中心に雪や雨が降りやすく、北陸から北の日本海岸は雪や雨が降り、落雷・突風の警戒注意報が発令され、北日本はでは吹雪く予報が流れ、全国的に荒れた天候となる。  9:00 ポラリスディサービスセンター小林に到着、「○○さんお早うございます」・「●●さんお早う」と名称づけで朝のご挨拶、氏名で呼び合うとお互いに名前を確認して記憶に残ることを意識する。

        
 金曜日のTさん(89歳)・Kさん(85歳)はお二人とも笑顔の素晴らしい元気で愉快なマシントレーニング仲間、一週間ぶりの再会で互いの元気な様子を確認する。
 9;30分マシントレーニング開始、それぞれがマシン機種に分かれてパワーリハビリテーションを始める。
 
地声の大きさに加え、意識してカウントする声に刺激され、お二人も次第に発声も大きくなってくる。
        

 Kさんの提案で3人揃ってカウントを行うことになって、マシンスタートを合わせて「イチ ニ サン シ ゴウ ロク ヒチ ハチ」とリズミカルにマシントレに励む。
 お二人の笑顔と笑い声に刺激され、此方もリラックスして険しい表情が穏やかに落ち着いてくる
 険しい表情は「脳梗塞」発症後左半身不随後遺症として顔面麻痺から引きずっている症状で何時も意識して笑顔を保つように心掛ける。
        

 午後は13:30分 家人と二人で「ぷらざこむ1」1階活動スペースに於ける「習字教室」に出席、本日の行書お手本を戴き、早速練習に取り掛かる。
 
O先生から何時も指摘される、①「トーンと入れた筆先の筆圧を抜かない」・②「太い字を意識する」・③「横棒、縦棒は真っ直ぐに」・④「抜きは滑らかに」⑤「止めはしっかり」・・・を念頭に筆を走らせる。


つい忘れがちの微笑み、笑顔いっぱいで取り組む「マシントレーニング」

2011-03-03 14:14:38 | 「パワーリハビリ」

 真冬に逆戻り、今朝は久々に氷点下の冷え込みに襲われる。
 全国的に北寄りの冷たい風が強く吹き、真冬のような寒さが戻ってくる。
 今日の兵庫県は冬型の気圧配置が強まるため、北部では断続的に雪が降り、南部でも雲が広がりやすく、雪や雨の予報。 3月3日(さんがつみっか)お雛様の日、3/3は「五節句」のひとつ、古来からお雛さんを飾って子供が無事育つように祈って雛流しが行われてきた。
 五節句は①人日(じんじつ)1/7七草粥、②上巳(じょうみ)3/3ひな祭り、③端午(たんご)5/5端午の祭り、④七夕(たなばた)7/7たなばたさん、⑤9/9重陽(ちょうよう)の節句。
 
8:50分オーロラ会大型送迎車へ乗り込む際の外気温は2℃、車内へ乗り込むと良く効いた暖房のせいでほっこりする。
 
車内の話題は暖かさが訪れる日は何時だろうか・・・、「お水取り」が終わる3/14前後?、選抜高校野球開始前後?と春を待ちわびる声に満ち溢れる。
 小林到着後、先着組大先輩3人が談笑中の輪に加わると毎回お馴染みの軍隊時代の思い出話、本日初参加のS氏(88歳)は終戦前後陸士(陸軍士官学校)在籍中のエリート将校、F氏(93歳)はノモンハン戦争(1939年)従軍の二等兵、唯一指揮官のT氏(90歳)は憲兵大尉、在留していた満州では本土から送られてくる「特攻兵士」(1944年)を引受け、決戦の場へ送り出した辛い思い出を語って居られた。
 戦争を語る元兵士(90歳前後)は少なくなるばかりで貴重な人材、毎回新しいお話を聴かせてもらっている。

                   

 9.20 オリエンテーション、本日のリーダーNさん「お雛さん」のお話、平安時代から始まった「お雛さん」を飾る風習は授かった幼児の無事成長を祈る慣習で始まり、万が一はお人形が生と死の肩代わりを願う親心が雛流しの形式に現れている。
 
お話は雛人形のルーツ、ひな壇の赤いのは?、お内裏様、三人官女、五人囃子などについて初めて聞く興味深いお話に引き込まれる。
                   

 11人(男性6名・女性5名)の仲間で始まった「パワーリハビリテーション」、これだけの人数でスタートすると順番待ちの時間はお喋りと笑いの時間が多く、本日は真剣に難しい顔をしてのマシントレーニングは止めて、前後の仲間と冗談を言い合いながら楽しく取り組む。
 
女性グループは喋りながら椅子に座り、笑いながらマシンへ移動、微笑みを絶やさずに器械操作に取り組んで居られる。
 
男性は隣同士の話は続くがマシンに取り組むとスピードの速い事、待つことが嫌いな男性の性が良く表れている。
 私は笑顔を忘れないように全身の力を抜いて6機種9種類(90分)に取り組む。
                          


筋肉トレーニング機械6種類の効果、食生活「噛む効果」、二つの効果要素を学ぶ“パワーリハ”

2011-02-19 14:43:37 | 「パワーリハビリ」

 西日本は移動性の高気圧に覆われ、広い範囲で青空が広がる。
 朝方の冷え込みは緩和され、起床時の辛さは縮小、日中の気温は平年並みに落ち着いてくる。
 今日は二十四節季の「雨水うすい」、古来から“陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり”と言われ、その兆しが感じられる週末土曜日。
 8:40分ポラリス小型送迎車に朝日新聞Be on Saturdayを持って乗り込む。
 本日のFront Runnerは「弱者」を「強者」に変える闘将東北楽天イーグルス監督星野仙一氏、阪神タイガースフアンは「ダメ虎」を18年ぶりに優勝に導いた闘将を忘れられない。
 今季の日本シリーズは阪神ー楽天戦を夢見る虎キチは阪神間に多数存在する。
 この人、その言葉は沖縄戦時の沖縄県知事「島田叡氏」、“アホの勉強せい、人間アホになったら一人前や”。
 地上戦最後「僕ぐらい県民の力になれなかった県知事はいない・・・」と言い残し、、沖縄に散ったと紹介されていた記事に胸が打たれる。
 土曜日版四面を一通り目を通した時分にディサービスセンター小林に到着する。

           
 バイタルチエックはO看護師、血圧124-77 体温36.4度、趣味が同じ映画の彼女から西宮ガーデンズTOHOシネマズの2/19から1週間の上映スケジュール表を頂戴する。
 その情報に見逃していた評判佳作映画「悪人」の一日2回公演を見つけて、来週の予定に入れることにする。
 9:50分オリエンテーション本日のリーダーはIさん お話は「かむ効果」、細かい手作業は認知症防止に役立つと言われるが指より咀嚼の方が脳を活性化する効果は大きい。
 実際実験で硬さが異なるゼリーの咀嚼時における脳血流の変化から証明されたそうです。
 数年前から歯周病対策として食後にロッテキシリトールガムを欠かさずに噛むことで歯槽膿濾症状は緩和され、脳へ良い影響を与えている事を聴いて嬉しくなる。
           
 今日の6機種マシントレーニング開始に当たっては機械の特徴を良く理解して運動に臨む。
 健常者時代はアスレチック倶楽部のジム機械操作は一人で行ってきたが「脳梗塞」後遺症にて左上肢・下肢機能全廃以降はスタッフのお世話で椅子・ウエイト調整を行って頂く。
 利用者一人ひとりマシンメニューが異なるのでスタッフはカルテを見ながらの調整は大変な仕事、感謝しながら取り組むことも忘れてはならない。
            
 「ヒップエクステンション」お尻の位置・尾骨の直立・背中を支えるボードの角度、「レッグエクステンション」お尻は深く座り、やや背中を凭れ気味に両膝を伸ばしていく、「トーソーアブダクション」は両足に支え板を敷いて位置を決めるが麻痺足の固定が難しく、この点が成否の鍵を握る。
 6機種を考えながら取り組むと現れる効果も随分と変わってくる。
 マシントレ&器具使用の自主トレの間にはスタッフに指導いただいた自主トレーニングに汗を流す。
        
マシンの順番を待つ間は「パワーリング」を使用して肩甲骨筋肉強化、壁際に直立姿勢を5分間取って姿勢の矯正、全てのマシントレを終了してからは平行棒を利用して「片足開眼立ち」を目標2分でチャレンジする。