ツトムさん家の写真日記。

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第821回 中之条町 金毘羅大権現。 渋川市 杢ヶ橋関所跡。

2013-10-25 12:00:00 | 旅行

2013 09 14(土)


第4回中之条ビエンナーレ鑑賞で旧廣盛酒造に立ち寄った際に、酒造所裏の小高い丘の頂上に立つ巨大な欅樹を発見。
近くなので樹木見物に坂道を上り丘へ・・・。
凡その高さは20~25mほど、樹勢は極めて強く葉は緑濃く茂り、中之条町のランドマーク的存在のケヤキで町の天然記念物。
  
大ケヤキの根元に建つ小ぢんまりとした御社は「現金毘羅大権」。
金毘羅様は海運の神様、なんで海無し県の群馬県の更に山地寄りの中之条町の丘の上に・・・?

ガラス格子戸越しに撮影した社(やしろ)の内部、左右の烏天狗に興味を惹かれます。 御社の脇には石造りの大黒天様
 
金毘羅大権現の説明版は見当たらずに由緒などの詳細は不明です。



中之条町からの帰りに立ち寄った旧跡は“杢ヶ橋関所跡”。
場所は渋川市南牧69、JR吾妻線の線路脇。下画像は線路上から撮影。
杢ヶ橋関所は江戸時代末まで信州・越後方面への交通の要所として、碓氷関所に次いで杢ヶ橋関所が重要な役割を担っていました。
 
杢ヶ橋関所跡は現在では画像のような民家の敷地で、庭の片隅に「群馬県指定史跡 杢ヶ橋関所跡(附)関係資料」群馬県教育委員会の石碑が建てられているだけです。
関所は東西約50m南北約40mの柵矢来で囲まれた敷地だったそうですから、ほぼ上画像の場所が関所敷地と同じ面積と思われます。

茅葺き屋根の主屋は定番屋(じょうばんや・定番役宅)と呼ばれ、定番役人が詰める関所の主要な建築物の一つで江戸時代からの建屋。


杢ヶ橋関所は江戸時代初期の元和6年(1620年)に吾妻川右岸に番所が設けられ、寛永20年(1643年)からは三国街道の吾妻川渡し場の川関所も兼ね、特に「入り鉄砲出女」の監視取締を厳しく行っていたそうです。


(群馬県WEB観光案内所から転載)。
http://www.webgunma.com/791/

裏側から見た杢ヶ橋関所跡、特に関所関連の遺跡などは見当たらずに長閑な風景です。


杢ヶ橋関所跡の詳細。
http://www.manabi.pref.gunma.jp/bunkazai/m608291.htm

吾妻線の線路脇に置かれていた石碑、平成になって建てられた南牧地区と関所跡の由来説明碑。
 


中之条ビエンナーレの帰路、路傍に隠れた関所を訪ね昔の街道筋の苦労に思いを馳せた一日と成りました。


2013 10 25(金)記。     前橋市      最高気温 19.0℃     最低気温 14.3℃

竹島に関する外務省の動画

外務省の竹島動画が閲覧できない場合は下記URLをクリック。
http://www.youtube.com/watch?v=TXg-NGVKuWI&feature=player_embedded


おまけコーナー。

美味しいラーメンケーキの作り方。



洒落にならないイタズラ。
http://hamusoku.com/archives/8105665.html


「残された寿命」を刻む時計。


http://rocketnews24.com/2013/10/13/377443/


世界最速自転車・・時速133.78kmを記録。(オランダ人26歳)


転倒したレーサーが壁を使って大逆転!!


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