ツトムさん家の写真日記。

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第899回 下妻市 大宝八幡宮 タバンカ祭 中 。

2014-09-23 12:00:00 | 旅行

2014 09 14(日)


茨城県下妻市大宝667に鎮座する“大宝八幡宮”の境内を拝見。

広い境内には摂社・末社・石碑・銘木など数多くの見所があります。

大宝八幡宮の随身門の横に鎮座するのは「市姫神社」(商売繁盛の神)。
中画像は“おがたま木”(招霊木おがたまのき)、天照大神が隠れた天岩屋の前で天鈿女命(あめのうずめのみこと)が手に持って踊っていたのが“おがたまの枝”。
おがたま木の北限はこの辺りだそうです。 一円玉硬貨の表面には「おがたま木」がデザインされています。
   
上右は筑波嶺(山)を詠んだ万葉集の歌碑と背後に樹高10m余の「なんじゃもんじゃの大木」。

拝殿への参道脇には沢山の末社が軒を連ねています。 蝉鐘楼の前に置かれた万葉歌碑。 近くの大宝沼に棲むという白大蛇を祀った「青龍神社」。
  

御神木の“お乳銀杏”、垂れ乳状のコブに触ると母乳の出が良くなるそうです。 御神木の大銀杏と下に鎮座する「祓戸神社」(罪・穢れの除去)。
  

神楽殿の横には大きな「さざれ石」。 大正14年、大宝村在郷軍人会により建てられた忠魂碑。 徳福が授かる「大宝七福神」石像。
  

大宝八幡宮派拝殿左奥には“若宮八幡社”、源頼朝の奥州征伐祈念で創建。左の建屋は神馬舎、白馬木像の御神馬を安置。  大宝天満宮(学芸の神)。
 

万葉歌碑「梅の花 今咲けるごと 散り過ぎず・・・」。 御神木の大王松。 左甚五郎作の大国主命を祀る“黒鳥神社”(縁結びの神)、良縁を願い「願い石」が奉納。
   
左甚五郎の大黒像は拝見出来ません。

深い木立に囲まれてた社は江戸時代末期に飛騨の匠が建てた“祖霊殿”。 神仏習合だった大宝寺の時代には護摩堂と呼ばれていました。
 
祖霊殿の向拝を飾る精緻な彫り物は見応えがあります。

大宝八幡宮の右奥にも数々の摂社・末社が鎮座。 稲荷神社は通称「縁切り稲荷」といわれ悪縁を断ち切ります。
 

根元が一つの御神木の夫婦桧。その根本に置かれた二つの石は夫婦石。
 

社殿裏の奥深くに建つ石碑塔は南北朝時代に滅亡した大宝城最後の城主“下妻政泰”(南朝方)が敗死した場所です。
 
表面に刻まれているのは「贈正四位下妻政泰忠死之地」。

大宝城跡の由来を記した立派な石碑。         社殿の裏手一帯の緩やかな斜面は大宝城土塁、今は「あじさい神苑」になっています。
  

大宝八幡宮の境内案内は ⇒ ここクリック。
http://www.daiho.or.jp/guidemap.html


古社・大宝八幡宮の絵馬(500円)。                    拝殿屋根の南朝型の十六弁菊紋が煌めき、大宝八幡宮の歴史を物語ります。
  

今回は大宝八幡宮境内の諸宮・石碑など簡単に御紹介しましたが、この他にも沢山の旧蹟・見所があります。

次回は奇祭火祭・タバンカ祭を動画で掲載します。

2014 09 23(火・秋分の日)記。     前橋市      最高気温 26.0℃     最低気温 12.6℃












おまけコーナー。

アルゼンチンの民家に住んでいる「小さいおじさん」。
DUENDE REAL! en Santa fe-Argentina 2014



秋田県で撮影された「小さいおじさん」。
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52089515.html


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