2013 07 14(日)
群馬県藤岡市の田園地帯にある古墳の探訪。
藤岡市上落合318の畑の中に木々で覆われた孤高な墳丘が“伊勢塚古墳”。
伊勢塚古墳の解説板。
一見しただけでは円墳にしか見えないが、不正八角形の古墳だとか・・・。
南側の石積みに玄室に続く羨道(せんどう)の入り口が見えます。
保存状態が良好で、蜘蛛の巣も無く両壁の石積みを見ながら入る事ができます。
羨道と石室(玄室)の境にあたる羨門の上桁石は古代からの幾多の地震にも耐えてきた重量感ある大石。
見事な石積みの石室の内部、天井までの高さは約3m程で内部は立って見物出来ます。
軽いカーブ状側壁の胴張り長方形の石室には、昔に持ち去られたのか?石室には石棺はありません。
天井を覆うのは大きな一枚の重量感たっぷりな巨岩です。
石室の奥から見た羨門と外部に通じる羨道。
両側壁に大小様々な大きさの石を隙間無く積み込む高度な技(模様積み技法)に驚きます。 羨門には頑丈な加工切石を使用。
伊勢塚古墳の西側面。 墳丘の最上部には以前にあったと思われる社(やしろ)の土台礎石が残されています。
伊勢塚古墳の詳細 ⇒ ここクリック。
次に訪ねたのは、ゴルフ練習場に隣接する白石稲荷山古墳。(藤岡市白石字稲荷原1365)
北側から見ると円墳に見えますが前方後円墳なのです。
前方部がなだらかなので、意識して見ないと前方後円墳とは思えません。(中央から右が前方部)
後円墳丘部の後ろから墳頂への小径を辿りながら登ります。 墳丘上の「白石稲荷山古墳」標柱。
西陽を受けて逆光の墳丘上の石碑のある景色。
左の石碑は、昔この地に稲荷神社が建てられていた証の「稲荷山神社旧跡」の碑。
右は稲荷山古墳の発掘・出土品などの説明を刻んだ「稲荷山古墳碑」。
大きな一枚岩に刻まれた「稲荷山古墳碑」の石碑。 石碑が立つ円墳から見た前方墳部。(なだらかな盛土)
白石稲荷山古墳に設置された説明板。横穴式ではなく、二つの竪穴式礫槨(れきかく)から貴重な遺物が出土したそうです。
白石稲荷山古墳の詳細 ⇒ ここクリック。
日常の憂さから離れ、古代のロマンに思いを馳せる古墳めぐりを楽しんでは如何でしょうか・・・。
2013 08 06(火)記。 前橋市 後
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