2014 06 21(土)
大平山の山腹にある紫陽花の寺として名高い名刹“大中寺”を参詣。
境内入口の石門柱には「曹洞宗太平山 大中護国禅寺」と刻まれています。
左右の紫陽花を観ながら緩やかな石段を上ります。
山門の少し手前に、寄り添う様にそびえ立つ大きな杉は御神木の“夫婦杉”。
禅寺らしく、山門には「不許葷酒入山門」の石柱。韮(にら)・大蒜(ニンニク)とアルコール類は入山禁止です。
山門に掲げられた扁額は「道林法席」(どうりんほっせき、静かな仏法修行場の意味)、署名が東皐越杜多(とうこうえつづた)なので、日本の篆刻(てんこく)の祖と云われる中国僧・東皐心越(トウコウシンエツ)の真筆と見られる。
大中寺山門は元和2年(1616年)、皆川城の搦手門(からめてもん)を移築したものだそうです。
山門から拝見した大中寺の本堂(正面)と庫裏(右)。正面の石段は通行不可、参道石畳を途中から右に曲がり地蔵堂へ・・・。
本堂をお参りする前に地蔵堂を参詣。 堂内には保存状態の良い「木造 地蔵菩薩半跏像」。
堂前に「禅寺の 荒れて寂かに 白椿 山より差せる 光に咲けり」(武司)の歌碑などもあります。
大中寺墓所で拝見した五輪塔は“おとら様の墓”。お骨の代わりに櫛・簪(かんざし)が埋葬されているそうです。
皆川城の姫として生まれた“おとら”、結婚・離縁・勘当を経て京の都で市井の女として紅白粉を商って生涯を終えますが、
故郷への情は捨て難く、ここ大中寺に身の回りの品を自分の代わり埋葬したのです。
大中寺は久寿年間(1154~55)に真言宗の寺院として創建。
太平山大中寺は「大中寺の七不思議」として知られた栃木市太平町の名刹。
次回は「大中寺の七不思議」を掲載。
2014 07 15(火)記。 前橋市 最高気温 33.8℃ 最低気温 23.0℃?
おまけコーナー。
5秒後、笑ってしまうレスリング試合。
Worlds greatest wrestling match
7秒後、大変身するラクダ!
camel appears !!
5秒後、水たまりに少年が・・・。
The Danger of Wet Floors
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