ツトムさん家の写真日記。

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第969回 前橋昭和博覧会 上 前三百貨店。

2015-12-09 12:00:00 | 写真・旅行・日記・コラム

2015 12 06(日)


前橋市の商店街イベントの一つとして開催された前橋昭和博覧会を訪ねてみました。

戦後の経済高度成長や東京オリムピックなご活気に満ちた昭和を懐かしみつつ、来る未来を模索するユニークな企画。
「前橋昭和博覧会」のサブタイトルには「未来のヒントは昭和にある」と・・・開催期間は12月5日(土)~13日(日)。
 



イベント会場は前橋市街商店街の中に6ヶ所設けられ、映画・音楽・演劇・写真・ジオラマ・自動車・ゲームなど・・多数が見物できます。
なを、13日(日)にはお宝鑑定の「なんでも鑑定団in前橋」が前橋テレサホールで午後1時から公開収録されますのでTV放映が楽しみです。

群馬県内唯一の本格的デパート前三百貨店が新規開店したのが昭和39年、日本中が沸いた東京オリムピックも同年の開催でしたね。

開店当初は物珍しさも手伝って大繁盛しましたが、オイルショックや街中商店街の衰退などて昭和60年に閉店となりました。

現在、前三百貨店の跡地は前橋市の複合施設前橋テルサとして活用され、今回の「前橋昭和博覧会」の会場にも使用されています。
この会場では「前三百貨店復活祭」と名付けられた昔懐かしい前三百貨店に縁のある品や写真などが展示。
 
前三百貨店の名前は前橋市+三越百貨店を簡略化して付けられました。

往時の前三デパートガールたち・・・可愛い娘が多くて僕らの憧れの的でした。(エレベーターガールと受付嬢のみなさん)
 
上右下写真は前三百貨店の大食堂。

地上6階地下1階の前三百貨店前の国道17号線を走るオリムピック聖火、歩道を埋め尽す大群衆には驚きです。

前三の電話交換手さんと守衛室のひとコマ。

裸の放浪画家・山下清さんも前三百貨店に来てサイン会を開催しました。
まだモータリゼーションの黎明期、前三百貨店の前には沢山の自転車で歩行もままならず状態!
建設中は丸三百貨店の名前でしたが、開店3月前に“前三百貨店”に急遽変更。

東京のデパートと同様に屋上には遊園地とイベント舞台も作られました。

懐かしいボンネットバス(東武バス)が走る前三百貨店前の国道17号線。後方の山稜線は赤城山の裾野。
  
前三の包装紙の上は開店当初の包装紙、下は昭和54年から三越百貨店と同じデザインの紙が使用されました。

前三百貨店のパンフレットやチラシ・ポスターなどが展示されている特設コーナー。


陳列ケースの紙袋も三越百貨店と同じデザインです。 特注の呉服など包んだ「おあつらえ品」包装紙。
 

前三百貨店の店内を写したスナップ写真。
左ページは上からエレベーター2号機、正面ご案内所・南口ご案内所。

上右は上から1階売場、2階紳士服売場、ベビー用品売場。

前三百貨店発行の贈答用品のしおり・お中元お歳暮のパンフレット。
 

特売や大売出し関係のチラシ、男性のスーツなど女性用も含めて服装品の価格は現在とあまり価格差がありません。(品質不明)
食料品は現在の半額以下程度ですから給料・所得の上昇から考慮すると今の生活用品の物価は安いと言えます。
 

歌手のザ・ピーナッツ弘田三枝子が全盛の頃の創業記念大特売チラシ、当時は丸顔が流行っっていたのですね・・・。
裾(すそ)広がりのパンタロンが大流行したのもこの頃でした。

前橋ジオラマ部」特別展コーナーも前橋テルサ一階にあり、昭和に流行った映画・TVのアニメ主役模型が勢揃い!!


見ているだけで童心に立ち返る楽しい怪獣ジオラマたち・・・。
 

古き良き昭和の香が漂う懐かしのアニメジオラマ、赤胴鈴の助に出会ったのは約60数年振りかも・・・。
 

昭和20年8月5日夜の前橋大空襲で焼夷弾の雨を降らせた爆撃機B29などの昭和期の軍用機模型も昭和の思い出か?


次回は「前橋昭和博覧会」の下、細密なジオラマ家屋など・・・。


2015 12 09(水)記。       前橋市    最高気温 11.6℃   最低気温 1.2℃  昨朝に初霜・初氷、平年より22日遅い。


おまけコーナー。

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