ツトムさん家の写真日記。

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第879回 旧信越本線 熊ノ平駅跡。

2014-06-20 12:00:00 | 旅行

2014 05 11(日)


軽井沢からの帰路、ヘアーピンカーブが連続する旧国道18号線の碓氷峠の途中にある旧信越本線の“熊ノ平駅跡”に立寄ってみました。

道路脇に熊ノ平駅跡見物用の無料P場が完備され、案内看板も充実。






P場に車を停め、案内表示に従って良く整備された遊歩道(階段)を登ります。
(最初の階段踊り場の右横に清水が湧き出す水場有り、但し飲料には不適)
 

国道のP場から2分程で、熊ノ平駅跡(標高689m)に到着・・・・・・駅舎らしき物は何もありません。
 
旧信越本線の錆びたレールと小さな「旧熊ノ平駅」の表示柱が、かつて駅が存在した事の証明です。

熊ノ平駅跡の線路中央から長野県・軽井沢方面(下り)を撮影。むせ返るような新緑が眼に焼き付きます。


平坦部は少ないので、直ぐにトンネル。その先にもまたトンネルと碓氷峠はトンネル続き・・・。
横川駅から軽井沢駅までの間に26トンネルあります。


こちらは群馬県の横川・松井田方面(上り)。右プラットホーム先の大きな建物は熊ノ平変電所の廃墟。

熊ノ平駅は電化されるまでは蒸気機関車の給水給炭の補給駅でした。

変電所の先は真っ暗なトンネル。トンネル手前を右方向に旧信越本線を辿り横川駅まで6kmの遊歩道が続きます。

熊ノ平駅鉄道事故や土砂崩落事故での地縛霊がトンネルに漂うとの噂話も・・・・・怖ヮ~ 嘘~。

熊ノ平駅跡を簡単に見物し、再び階段道を下って国道18号線のP場へ・・・。
 

旧信越本線の歴史が分かる動画。
碓氷峠・ここに鉄路あり 難所に挑む列車たち 4-1


熊ノ平駅P場から車で少し下ると、緑の谷間に忽然と現れたのが“めがね橋”。
正式名は「旧信越本線 碓氷第三橋梁」と言うらしい。
めがね橋をラックレールとピニオンギアを装置したアプト式鉄道が通過、人・物流などに重要な役割を担いました。


碓氷峠の最大観光遺跡“めがね橋”(標高580m)は1993年に国の重要文化財に指定。

高さ31m長さ91mの4連構造で日本最大の煉瓦造りアーチ橋
1891年から工期2年間、約200万個の煉瓦を使用し1893年(明治25年 明治26年開業)に完成。
1963年信越本線の新線路が完成するまでの70年間、鉄道の大動脈として活躍しました。

旧国道18号線からめがね橋上部へ上がる小径もある美しい観光スポット。
現在は遊歩道「アプトの道」として保存・観光利用され、世界遺産への登録を目指しています。

めがね橋の近くに見物用無料P場が設置され便利、春・夏・秋の観光には最適。

旧信越本線碓氷峠の詳細は小林収著『碓氷峠の歴史物語』をご覧ください。


2014 06 20(金)記。      前橋市       最高気温 27.9℃    最低気温 19.0℃


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