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ツトムさん家の写真日記。

写真いっぱいの楽しい日記です。(全面表示でご覧下さい)

第80回 新潟・燕市分水町 大河津桜祭り・おいらん道中 3

2006-04-21 01:52:30 | 旅行

分水おいらん道中の行列もいよいよ佳境入り。

前回の「信濃太夫おいらん道中」に続いて、第二番目の桜太夫おいらん道中姿が見えてきた。
 
おいらん太夫は皆んな「ほうかん」の肩に左手を乗せていた、高下駄を履いているので、バランスを取っているのかもしれない。

続いて最後に、分水町の名を冠した「分水太夫」のご登場。
 
大河津分水路の堰堤道を約1000mに渡っての「おいらん道中絵巻」。
太夫の歩みに合わせて超ゆったりとしたお練りだね。

所々で「おいらん」パフォーマンスが行進に花を添えていた。
おいらん太夫」が腰を少し落として裾さばきよろしく、高下駄を外八文字にまわして超スローに歩を進める独特な仕草が目をひいた。
 
相当な筋力を使いながら、涼やかな顔で演技するおいらん役は本当にご苦労様です。
 
絢爛豪華な太夫の分厚い衣装に一つ約700gの黒漆塗り三枚歯の高下駄
カツラ・簪(かんざし)と衣装・高下駄などで約30Kgの重量にもなるんだ。
そのうえ1Kmスロー行進に途中で度々のパフォーマンス!!
太夫役に公募で選ばれる女性は美貌超体力が必須条件だね。

おいらん道中は大河津分水堤防の桜並木路から分水町に入って勝敬寺で一休み。

寺の地蔵堂ではお化粧直しに余念が無かった。
この後、分水町の通りを「おいらん道中」して終了となりました。

分水町・本町通りでは分水太鼓の熱演。
 
大太鼓に乗った酒呑童子が威勢の良い演技を披露した。

近くで撮影専門用の「染井吉野太夫」と撮った写真を載せるね。
筆者も「ほうかん」の衣装を借りて太夫とのツーショットだ。
 
染井吉野太夫は15cmの高下駄を履いているから、私が小さく見えるね。
間近だから、白粉化粧の匂いで太夫を身請けしたような気がして、何故かドキドキ・ルンルン気分になったよ。
本番の日までは太夫役は体育館で毎日の猛特訓だ。 

15cmの高下駄での足まわしだから大変だね。 
つまづいてコケた太夫なんてサマにならないからね・・・。

本当に四太夫はじめ「おいらん道中」の皆様ご苦労さまでした。
桜の満開には早かったけど、十二分に楽しませて頂きました。
分水おいらん道中は絶対のお勧めです、ぜひ見に行って下さい。

2006 04 20(木)     前橋市 のち

  (おいらん道中1~3 ツトム・アーカイブ05より) 


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