ツトムさん家の写真日記。

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第77回 山梨県北杜市 山高神代桜(実相寺)

2006-04-14 21:48:00 | 旅行

春はサクラ花を追いかけて何処までも・・・。
桜の名所を訪ねて、7日はついに山梨県北杜市・武川町まで来てしまった。

この北杜市は山梨県の西北部で、すぐ隣は長野県だ。
甲府盆地を洪水から守ために武田信玄が作ったとされる「信玄堤」がある釜無川が市を貫いている。

その釜無川の近く武川町地区に超有名な山高神代桜があった。
神代桜は日蓮宗・大涅山 実相寺(寺のHPは充実)の境内にあり、今を盛りと豪華に咲き誇っていたね。
 
の背後にはまだ残雪を残す南アルプス(鳳凰三山)や甲斐駒ケ岳・八ヶ岳が控え、桜花の色艶を一層際出させていた。
 
実相寺本堂前には日蓮宗開祖・日蓮上人の銅像が陽光を浴びてにこやかに出迎えてくれたよ。
境内には桜の他にも水仙花チューリップなどか花開いて春を謳歌していた。
 
梵鐘越しに見た甲斐駒ケ岳(2967m)の削ぎ落としたような岩壁は冬の佇まいのままだった。
実相寺の”山高神代桜”には圧倒的な存在感が・・・!!
日本三大桜の一つだね。(福島県・三春の瀧桜 岐阜県・根尾谷の薄墨桜 山梨県・北杜市の山高神代桜)
 
なんでも日本武尊が東征の折、この地に植えた桜木がこの巨木になったと言う話だ。 鎌倉時代に枯れそうになったのを日蓮が祈ったら見事に回復したので、別名”妙法”とも云うらしい。
樹齢は約1800~2000年とか・・・。
根周り13.5mで桜樹としては日本一だ。
 
約2000年近く生きてきた古木だけあって、樹幹の風化老成の跡が痛々しかったが、その歳月を経た風格は観る人に強烈な感動を与えている。

大正11年に天然記念物に指定されたエドヒガンザクラだ。
巨木・古樹になるのは何故かエドヒガン桜が多い。

2年前までは幹の上に屋根をかけてから守っていたが、
景観が良くないので取り払ったと云う。

このままでは何時まで現状を保てるか不明だから、見ておいて良かったと思った一日でした。

2006 04 14(金)  前橋市 薄曇り・20℃温暖
 


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