ツトムさん家の写真日記。

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第813回 真岡市 長蓮寺 弁財天。

2013-09-27 12:00:00 | 旅行

2013 08 31(土)


真岡市の名刹“長蓮寺”を訪ねる前に、腹が減っては観光は出来ぬと・・長蓮寺南門前の「立花屋」で昼食。
前回掲載の金鈴荘で紹介されたギョーザが美味しいと評判の店。
 
確かに、中身がぎっしりと詰まり、外の皮がパリパリに焼けたお奨めできる美味ギョーザです。(値段も格安)

県道46号線に面して「真岡木綿会館」の向かい側に長蓮寺山門が在ります。
山門を過ぎると「窪道場」と記された額を掲げた中門です。
長蓮寺は正式名を「大際山華蔵院長蓮寺」と言い宗祖・一遍上人が開いた時宗の寺。(真岡市荒町1037)
 
「窪道場」とは時宗二祖の真教上人(一遍上人の高弟)が念仏修道場場を大際山の窪地に築いた事に由来します。
長蓮寺は永仁5年(1297年)大際山の山麓に真教上人により開基され、南北朝時代の貞和3年(1347年)の真岡城築城に際し鬼門の守護として現在の地に移転したそうです。

広々とした境内には左から鐘楼・庫裏・弁天堂・本堂などが並び建っています。


境内から続く墓地の手前には諸仏の石像・・・。      比較的に新しい尊像は慈母観世音菩薩像。
 

本堂(本尊は阿弥陀如来)は扉が完全に閉められ内陣を拝見できず、隣接する太鼓櫓下の弁天堂をお参りします。
 

弁天堂の内部には沢山の木像が納められています。 下画像は弁財天の眷属(けんぞく・親族、一族)である十五童子の尊像。
 

中央に鎮座する弁財天の脇侍仏として左右に大黒天毘沙門天。 金箔漆塗りの豪華煌びやかな厨子には秘仏の日限(ひぎり)地蔵尊
   

御堂の中央は存在感充分の金色に輝く大きな弁財天像
高さ3.45mにおよび二臂半跏(にひはんか・腕は二本で右足を左足に乗せ左足を下げる。)像としては日本一威容を誇ります。
この弁財天像は江戸時代の元禄13年(1700年)に完成し、浅草の浅草寺に奉安されていたが、縁あって宝暦15年(1762年)長蓮寺に遷座しました。
浅草寺時代には赤穂浪士も大願成就を祈願した徳の高い霊験ある弁財天
 
左手に宝珠を、右手には宝剣を持ち、頭上には金鳥居と財施の神様“宇賀神”を戴く長蓮寺弁才天。(神仏合体像)
五穀豊穣・開運蓄財・音楽芸能学問など・・・諸々の幸福を招く有り難い神様・仏様です。

長蓮寺HP
http://chorenji.jp/


2013 09 27(金)記。      前橋市      最高気温 23.9℃      最低気温 12.8℃  


おまけコーナー。

世界一短い航空路線。(イギリス ウェストレー島とパパウェストレー島間2.8km 所要時間2分)


不吉な13日金曜日のHEL(ヘルシンキの略・地獄HELL)行き666便の旅客機。(ヨハネ黙示録では666は悪魔の数)
http://www.gizmodo.jp/2013/09/13hel666.html