2011 04 10(日)
前回掲載の頼母子薬師堂しだれ桜見物の後、群馬県板倉町から隣県の栃木県佐野市へ車を走らせます。
途中の渡良瀬遊水地でも満開のソメイヨシノ桜が咲き誇り、その下では幾組もの花見宴が開かれ春爛漫の風情です。
利根川に注ぐ渡良瀬川の河川敷一面に美味しそうな菜の花が・・・。
午後2時少し前に佐野市赤見町1148の西光院に到着。
山門と朱塗り鐘楼の間の紅枝垂れ桜は3分咲きほど、満開時はさぞ見応えがある桜でしょう。
山門横の無料P場に車を停め、西光院へ入山します。
左に永禄2年6月の銘がある秘仏・銅造地蔵菩薩座像が安置される朱塗りの地蔵堂、正面が西光院本堂。
正面の本堂前に目的のしだれ桜「西光院しだれ桜」が見えてきました。
これが有名な西光院しだれ桜! 幹が二股に分かれた樹齢400年の老木です。
薄紅色の藤棚のようなシダレ桜、下を通るとほんのりと桜の香りが・・・。
とても老木とは思えない勢いのある桜花を咲かせていました。
幹をよく見ると空ろが出来、穴が開いているところも・・・確かに老木です。
正午過ぎから天気が回復し、青空に映える“西光院しだれ桜”は見応えがあります。
春の日差しを浴びる枝垂れ桜を眺めながら行脚する遍照金剛(空海)も幸せそうです。
枝垂れ桜見物のついでに西光院本堂も拝観。
真言宗浄楽寺西光院の山号は阿弥陀山、本堂に安置されている尊像は真言宗ですからもちろん大日如来様。
西光院は西暦1015年小坂上人により創建された古刹。
訪ねた2日前の8日が釈迦生誕の日、本堂内に甘茶をかける「唯我独尊の釈迦像」も置かれていました。
西光院は佐野七福神ゆかりの寺、七福神の中で財宝と武運を司る勇気授福の“毘沙門天”を祭っています。
勝負事で勝ちたいと思う人は西光院の毘沙門天に祈願すれば運が開けるかも・・・。
西光院御詠歌「るりきよし 大悲のちかい いままさり 西山の葉に 光るこの寺」。
素晴らしい西光院しだれ桜は一見の価値あり。
2011 04 20(水)記。 前橋市 最高気温15.8℃ 花冷え。
おまけコーナー。
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