2009 05 06(水)
今にも崩れそうな曇天のなか、素晴らしい藤の花が咲いていると聞いたので車を走らせて埼玉県中央部の騎西町へ・・・。
見事な藤があるので有名なのは騎西町にある古社の玉敷神社。
第1の鳥居から長い参道を辿ると第2鳥居と第3鳥居、その正面に玉敷神社が鎮座。
名高い古社だけあって鬱蒼とした木立に囲まれて荘厳な面持ちです。
玉敷神社社殿に向かって左手に茅葺きの神楽殿。
今から173年前の1836年(天保7年)に建てられた素朴な趣の有る舞殿です。
この神楽殿で5月5日に行われる「玉敷神社神楽」は江戸神楽の源流をなす貴重な神楽と言われ、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
玉敷神社の拝殿と奥の本殿。(主祭人 大己貴命)
平安時代に編纂された「延喜式神名帳」にも記されている由緒ある名社、かっては久伊豆明神とも呼ばれ、荒川流域に多数在った久伊豆神社の総本社でした。
読者皆様の御健勝を祈願して絵馬を奉納。
玉敷神社に隣接する場所(玉敷神社神苑)に“玉敷神社 大藤”の藤棚があります。
幅20m 長さ50m程の大きな藤棚が2棚。
玉敷神社の大藤はノダフジ(野田藤)の一種で樹齢は400年。
観る人を圧倒するほどの立派な大藤で、天然記念物に指定されています。
広大な藤園一面に藤花の仄かに甘い馥郁たる香りが漂っています。
樹齢400年の古木ながら、頭上には藤蔓からは見事な花が垂れ下がります。
藤棚の下は大量の藤花房で薄暗くなってしまうほど・・・。
”玉敷神社藤まつり”がゴールデンウイークの5月2~6日に開催されていました。
藤まつりイベントの一つとして本日5月6日は“ミス藤むすめ”の写真撮影会の日。
二人のミス藤むすめにカメラマンが群がっています。
今年の第17回ミス藤むすめは中島ユキさん(向かって左)萩原サチコさん(右)の両名。
素人ながら騎西町に住む可愛い娘さんです。
先ずは中島ユキ嬢。藤棚でポーズをとって頂きました。
明るい笑顔の近代的なお嬢さんです。
一歩引いてミス藤むすめ撮影会を眺めるとご覧の有様です。
カメラマンの殆どは一眼デジカメを構えたジジ・ババ!!
藤棚では「目線をください」「もっと笑顔で・・」「ゆっくり体を回して」など勝手な注文が飛び交います。
筆者も負けじと安物のデジカメで熱写!!
藤棚下の暗い場所でコンパクトデジカメでの撮影ですから手ブレ・被写体ブレに苦労しました。
こちらは少し憂いを帯びたスレンダーな日本美人の萩原サチコ嬢。
カメラ慣れしていなくてカメラマンの注文に戸惑いがちです。
必死に喧嘩腰で撮るカメラマンの注文に応じて白ハイヒールを脱いでこんな格好も・・・。 カメラマンの生態観察が面白い!
騎西町のミス藤むすめさんには受難な一日でした。
埼玉県騎西町の玉敷神社大藤は見応え充分、しかも入場無料です。
来年の藤の季節には皆様も是非どうぞ・・・。
2009 06 04(木) 前橋市のち
最高気温25℃
おまけコーナー。
全裸フランス娘が街を練り歩く。 ⇒ ここクリック。