モン・サン・ミシェル修道院は司祭オヴェールが夢で三回も大天使ミカエル(仏語 ミシェル)のお告げを受けてこの島に礼拝堂を建てたのが、今ある壮大な建築群の最初だ。(708年に建設が始まる)
オヴェールがなかなか建てなかったので三回目にミカエルがオヴェールの頭に指を突き立てたそうで、今でも指の大きさの窪みのある頭蓋骨がモン・サン・ミシェル修道院に聖遺物として祀ってあると云う。
まず、大通り門から入り、鎖跳ね橋の王の門を潜り抜けてグラン・リュー(大通り)に向かった。
王の門手前の左側にオムレツで有名なラ・メール・プラールの店舗がある。
昔し、苦労してやっと辿り着いた巡礼者に、プラールおばさんが大きなオムレツを作って食べさせたと言う伝説の店だ。
今ではオムレツがモン・サン・ミシェルの名物になっている。
オムレツの大きなこと!!
一つのオムレツで4~6人前はある。
焼いたオムレツの内側は泡立てたメレンゲかスフレといった感じのフワフワの泡玉子だけ、ハムもマッシュルームも入っていない。
歯応えはまったく無いし、薄ボケたタマゴ味で決して美味しいとは云えない。
この巨大オムレツで48ユーロ(約7000円)のバカ高だ。
「名物にウマイ物無し」ってホントだね。 お奨めしない名物の一つです!!
同じプラールおばさんの作ったビスケットも名物の一つだ。
このビスケットは店頭で試食もOK。
味はバタータップリの美味で、このビスケットはお奨めです。
ラ・メール・プラールの店の横にはモン・サン・ミシェル唯一の郵便局がある。
このポストに投函すると、モン・サン・ミシェル固有のスタンプを押して貰えるので、ポストには人の列が・・・。
修道院・教会に登る通り道をグラン・リュー(大通り)と呼ばれている。
大通りと名づけたのは冗談としか思えないほどの狭さだ。
道幅3m程の路地道の両側はお土産店がひしめき合って並んでいた。
お土産店見物もさることながら、グラン・リュー(大通り)に突き出ている看板がユニークで独特な雰囲気を出している。
次回はモン・サン・ミシェルのグラン・リューの看板です。
2006 06 22(木)記。 前橋市 時々
6月22日 ボウリングの日 かにの日 夫婦の日(毎月22日)
※ 6月24日 夜8時 NHK第一TV「探検ロマン・世界遺産」でモン・サン・ミシェルを放送予定。