キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

TIFF備忘録 『忠次旅日記』『素晴らしき日曜日』『ハーフェズ~ペルシャの詩』

2007年10月21日 | ☆エンタメ-映画
本日は気合を入れて3本見ました。
チト、ツカレタ。

『忠次旅日記』1927年 日本
『素晴らしき日曜日』1947年 日本 黒沢明作品
『ハーフェズ ペルシャの詩』2007年 イラン+日本

忠次旅日記は、戦前のサイレント映画。
大河内伝次郎主演です。
本日は、シアターコクーンで活弁士と
楽団(ピアノ、トランペット、バイオリン、三味線、太鼓)
がついての公演。
おもしろかった~。
フィルムがなくなってる部分も多いらしく、完全版ではありませんでしたが。

大河内伝次郎の顔の演技が凄い。
(もちろんサイレントなので台詞での芝居は無い・・・)

開演前には佐久間良子さんのトークショーもありました。


『素晴らしき日曜日』は47年の作品で、焼け跡の東京が一杯出てきます。
演出は、ちょっと今ならやらないようなのがありましたが、
やはりその頃の風俗など、興味深いものが有りました。
35円でデートする若者達。
今の私たちは贅沢過ぎますね。
でも、時代状況は変わっても、未来に希望を持って前向きになれなくなることは
今の時代でもあることで、同じだな~と思う事も多かった。

自暴自棄にならず、立ち向かっていく事が大切なのですね。
(言うのは簡単だ・・・)


『ハーフェズ』は実は間違えて買ってしまったチケットでした。
(ほんとは同じ時間に上映される『青い瞼』をみる予定だったの)
イランの聖職者が主人公で、現代の話なのに(ですよね?)
余りに異文化過ぎて、驚きの連続でした。
日本との合作で、日本の女優さんが混血の女主人公を演じています。

いや~堪能しました。

でも1日に3本はお腹一杯になりますね。
つかれた。



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