キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

栃木県埋蔵文化財センターはイイネ!

2018年04月11日 | └─縄文!
自転車で菜の花の咲き乱れる川沿いの土手をサイクリングした後、早速行ったのが「栃木県埋蔵文化財センター」。通常は日曜祭日は開いていないのですが、さくら祭りの時期は特別に開館してると観光案内所で聞きました。




バックヤードツアーと言うのをやってるらしい。
埋蔵文化財の収蔵庫を見せてもらえるんだって!今日もできるかな?
事務所に声をかけると、やってもらえるという話。
わくわく!





縄文時代から説明をしていただけます。
そして、栃木県から出土した土器の特徴とか、関東地方の弥生時代の様子とか、登り窯ができて須恵器が焼かれるようになったとか、いろんな話を聞かせてもらいました。


実際に出土した土器を持たせてもらえます。
大興奮!
これは縄文土器。


こちらは弥生土器。
口が細くなってますね。


かまどの復元。
へっついさんですね。
ここに土器をセットして土器を2段にしてコメを蒸したらしいとか。
説明わかりやすい。


これは、あとで行った「風土記の丘資料館」で見た解説ですが、こんな風にしてたんだそうです。

関東地方の弥生時代には、あまり稲作も大規模ではなくて、栃木県では集落も小さいものしか見つかってないのだそうです。西日本とはずいぶん違ってたらしい。

「じゃあ、環濠集落なんかはなかったんですか?」
「神奈川県からは見つかっています。」
「サイカチドですね。この間行ってきました!」


こんな会話も出来たりして嬉しかった。
少しずつですが、遺跡に足を運ぶことで縄文の知識も増えてきてるようです。

このセンターでは、いろんなイベントもやってるらしく、石器づくりや拓本作りなどの説明もありました。石器は鹿の角で叩いたりして細工するのだそうです。鹿の角ってすごいんですね。



常設展示もあります。


解説は子供でも読めるように工夫されています。




国分寺か薬師寺だかの復元模型。


各地の古墳の形大きさ。

規模は小さいですが、とても楽しい体験になりました。
1年前から始めた縄文めぐり。
少しずつですが、楽しくなってきました。

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