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キカクブ日誌(アーカイブ版)

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鮎帰西福寺 日光の棚田 木々子

2021年10月16日 |   └─くまもと
荒瀬の道の駅で鮎を食べたあと、また坂本橋を渡って油谷川をさかのぽります。
この辺りもいわゆるバックウォーター現象により被害の大きかったところです。
川沿いの家屋は撤去が進んており、景色が一変していました。

昔の製紙工場跡地にできた大きな児童公園「くまがわワイワイパーク」は災害ゴミの集積所になっていました。
この山の上には祖母のお墓もあるのですが、今回はお墓参りはスルー。
更に上流へ向かいます。
父は行きたいところがあるようです。


鮎帰にある西福寺。ここのご住職に会いたかったようですが、あいにくお留守でした。





念仏者九条の会というのがあるのですね。


現代の感覚だと鮎帰は球磨川沿いの鉄道や国道からも離れた山奥と思ってしまいますが、江戸時代以前はむしろ街道沿いの文化の出入口だったかもしれないそう。

ずい分前からバスも通らなくなり、住民の足は乗り合いタクシーだそうです。



油谷川。大きな岩がゴロゴロ。



鮎帰からさらに上流へ向かい、ヘアピンカーブの続く山道を登っていくと「日光(にちこう)」という集落があります。棚田が有名なところ。
祖母の生家があるのてすが、はじめてきました。


かなり上ったところにある集落、日当たりがいいですね。でも、学校に通うのは大変だろうなぁ。



棚田は更にその上にあります。


何枚かは水田でしたが、芋、そばなどの畑の方が多くなってました。
こんなところにこんな棚田を作るのは相当な苦労があったことでしょうね。


かなり高いところだと思うのですが、水源がよくありましたよね。



ちょうど稲刈りが終わったところでした。



そばの花。



油谷川沿いを離れ、今度は中谷川沿いを登って木々子を目指します。こちらは祖父の生家があったところ。今もその家があるのかどうか、親戚付き合いもなくなっていてわからないようです。



木々子集落も谷を随分上がったところにありますが、山の中にちょっとした平地が広がっていて、家もまだまだたくさんありました。暮らしやすそう。



木々子の隣の衣領(えり)集落。
伯母の家がありました。何度か遊びに来たことがあるので懐かしく写真を撮りました。この丸木橋は、伯母の家の前にあったもので、ここを渡って川向うの畑で野菜などを作ってました。今見ると恐ろしいようですね。



道の駅の復興商店語彙で見た木々子の七夕飾り。なぜ木々子にだけこういうものが伝わっているんだろうと思ってたのですが、行ってみてわかりました。地形的にも他の集落とは違い、戸数も多いし独特の文化が育ちやすかったと思われます。(もっと他に歴史的な理由があるかな?)



被災しているところばかりを見るのも心苦しく、上流の日光や木々子へ行けて良かった。どちらも私のルーツに繋がってくる場所でした。



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