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キカクブ日誌(アーカイブ版)

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愛して愛して愛しちゃったのよ

2014年01月04日 |  └─【特集】陳昇 Bobby Chen
(写真は昇友の撮影したものを拝借してます。謝謝)

17年跨年コンサートを聴き続けてきて思うのは、やっぱり陳昇って歌手は愛さずにはいられない存在ってことです。

彼の歌、ステージでのパフォーマンス、完成度などなどは、以前の方が良かったと思うこともある。でも彼の存在はそれだけで作品のようなもの。変わり続ける姿が気になってしょうがないし、でも変わらないものがあるようで目が離せない。ついつい目で追ってしまう。



聴き始めた頃から何年間もずーっとボビーが怖くて仕方なかった。
あの目が怖いと思った。気ままな振る舞いも予想がつかなくて怖かった。でも歌を聴くと涙がでた。怖かったからじゃなくて、心にしみて涙が出た。歌詞の意味もわからなかったのに。
今もあまりそれは変わらないけど。
ステージで何を喋っているのかもちっとも聞き取れないけど。


ステージには様々なお客さんが。
この方は施明徳さん。

コンサートの空間に自分がいることが幸せで、ただ聞いているだけじゃなく、舞台上の人たちと同様に、客席にいる人たちもその空間の作り手になっているその一員になっていることが幸せで。これが強烈な麻薬みたいなものでもあり、台湾詣をやめられないでいる。

いつだったか、ボビーが頭に大怪我をしたあと、復帰第一弾のTV番組収録の客席に参加した際にマイクを持って話したことがある。その時はボビーのおかげで台湾と関わることになり、たくさん友達ができて感謝してると言ったけど、ほんとに私の人生は17年前に転機があった。
自分を肯定する生き方に舵をきることになった地点。

それはやっぱり陳昇のおかげなんだ。
怖くてびびって首をすくめていたけれど。その魅力のおかげで、新しい世界を知って負ではなく正の方向に体を向け始めたのでした。

これからもきっと陳昇は期待を裏切り続けてくれるんでしょう。
そして、それが安心感ももたらしてくれることでしょう。
陳昇は陳昇。だからいい。
この大いなる魅力的な作品にこれからも向き合っていけたら幸せです。



7時間のコンサートを終えて舞台を下りるところ。
いい表情。
お疲れ様でした。

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(順不同)地図、河岸段丘、保存樹木、宮本常一、縄文時代と日本の古代、文明開化と江戸時代、地方語、水曜どうでしょう、シャーロック・ホームズ、SHERLOCK(BBC)、陳昇、John Mellencamp、Kate Bush、イ・スンファン、カンサネ、1997年以前の香港映画、B級コメディー映画、SNL、The Blues Brothers、台湾、旅行の計画、イタリア、エステ、宮部みゆき、ショスタコーヴィチの交響曲5番、森川久美、のだめカンタービレ、くまモン
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