昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

エッセイ(240)新年を迎えて

2015-01-01 07:24:40 | エッセイ
 みなさま、新しい新年を清々しい気持ちでお迎えになったことと思います。
 
 ウチは家内の母親が暮れに亡くなって喪中です。
 
 でも93歳で亡くなった義母は、「何言ってんのよ,新しい年はこれからの人たちで寿がなきゃ!」と言ってくれているような気がします。
 旦那に死なれて、満州から幼い子どもを連れて引き揚げてきて、女でひとつでかなりの歳まで働き続けた格好いい義母でした。
 
 今年、小生の念願だった小説「レロレロ姫の警告」を出版致しました。
 
 姫は難病を背負って生まれてきました。
 
 おっぱいも自力で飲めず経管栄養で育ちました。
 言葉も、パパ、ママ、そして、レロレロの3語しかしゃべれません。

 でも、周囲の人たちの愛情をいっぱい頂いて小学6年生にまでなりました。
 

 そして、東日本大震災が発祥した3月11日、姫は大変身するというファンタジー小説をおじいさん(ボクのことだが)が創ったのです。
 
「強欲な人類は自然界のガンだ!」
 自然界から派遣された姫は、闇雲に先へ先へと盲進する人類に警告を発します。
 そして、「考える力のある人類はガンなんかじゃない!」という優秀な同級生三島くんは反発します。
 <進歩>とは? そして<愛情>とは? 混沌とした先行きの見えない<今>を考えます。

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 作者「昭和のマロ」