昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

エッセイ(174)薬疹(3)

2013-09-05 05:06:34 | エッセイ
薬疹を発症してから1週間目。
 局地戦は終局したが、戦闘の影響は全身に拡大している。
 
 ピンクの世界地図になっている。まだ少し痒みが残っている。
 このままピンクは薄まり続け、回復に向かうのだろうか?
 とんだ災難だった。
 本来なら連載の<仮面のツアー>に立ち向かうべきだが、まだ気力が湧いてこない。

 今年の夏はぼく自身ばかりでなく、自然現象の異常を感じる年だった。
 今も、時折雷鳴が轟いている。
 ゲリラ豪雨を体験したし、最近あちこちで日本ではめずらしい竜巻が発生している。
  
 
 一時、省エネが叫ばれていたが、最近は大震災以前以上にエネルギーが過剰使用されているのでは・・・。
 自然現象の異常は温暖化現象の現れとも言われている。
 原発事故以来地球温暖化に対する問題意識が薄れているようだが、真剣に取り組む必要がある。

 昨日、ウチのマンションの回廊に蝉ではなく、ムクドリのひなが舞い込んできた。
 側溝でばたばたと動きがとれなくなっている。
 
 
 そばの手すりに親鳥だろうか、心配そうに見守っている。
 ぼくがひなに近づくと、親鳥は威嚇するようにぼくの後ろに回った。
 攻撃を警戒したとき、幸いにもひな鳥は欄干の隙間から外へ飛び出した。
 親が追うように後を追って行った。
 これも初体験である。


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