昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

エッセイ(172)薬疹(2)

2013-09-04 07:09:50 | エッセイ
 薬疹で処方してもらった薬を飲んで2日目。
 局地的に勃発していた発疹は治まったが、余波がジワリと赤地となってから全体に浸食している状態は改善する気配がない。
 痛いとか、すごい痒いとかの症状はないが見るだけで鬱陶しくなる。
 自分はジジイだから気にならないが、若い女性だったら気も狂うのでは?
 
 先週予定されていた地域の人たちの会合、経済界で活躍された先輩たちとの雑談会、そして恒例のプライベート麻雀会、いずれも不参加とした。
 また新たに参加しようとしていた大学の医学部名誉教授のサロンへの参加もお断りした。
 教授によれば、今や<薬疹>は皮膚科だけではなく内科でも重要な課題になっているという。
 明日再度状況報告がてら、新たな診療方針を訊きに行く予定だが、町医者では処理不能と、大学病院へ回されるかもしれない。
 
 日ごろ薬には頼らないことを信条にしている自分がたまたま口にした最新の薬に毒された。皮肉のかぎりである。
 
 今朝新聞を取りに行って戻ってきたら家のドアの前にアブラゼミがひっくり返っていた。
 今夏、わがマンションの回廊では5匹目だろうか。放してやったら、あちこち建造物にぶつかりながら飛んで行った。
 蝉にとっても生きにくい文明環境なのだ。

 ボクシング一家亀田家の次男坊が世界チャンピオンとなり、亀田一家は世界初の兄弟同時世界チャンピオンという栄誉を得た。
 
 オヤジを中心に一時はマスコミに叩かれ続けながらも、自らを信じ艱難辛苦よくぞこの栄誉を勝ち取った。
 おめでとう!
 


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